豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

大晦日の秘密

2006年01月22日 | Weblog
130坪ほどの土地に4軒の家が建ちました。
不動産屋さんの旗が翻って、販売開始。

去年の夏頃、以前あった古いおうちが壊され、分譲住宅の建設が始まりました。
なんとなく、工事の人と顔を合わせるのがおっくうで、この数ヶ月ひどく無愛想な奥さんだと思われていたみたい。

外周りの工事をする人がとても気のいい人で、朝のごみ出しに行く私に挨拶をしてくれて、この人とはかろうじて最小限の挨拶をする仲になりました。

昔ながらのいわゆる田の字造りの農家でした。
おばあさんが一人で住んでおられました。
私たちが、その前に引っ越してきた数年前は、まだしっかりしていらしたけど、だんだんと身体も思うようにならなくなり、今は専門の介護施設に入っています。

一昨年の台風の日。
その家の瓦が、粉々に砕けて飛び散りました。
そんなにひどい状態ではなかったけど、そのときにこの家の運命がきまったのかな?

そのときうちに飛んできた瓦のかけらを処分し損ねて庭の片隅に置いていました。
昔ながらの石州瓦。

クレーンが来て、あっという間に古屋を解体し、あっというまに家だった塊が運び去られ、更地が誕生しました。

私は、いつ瓦を返せばいいか、踏ん切りがつかないまま。
ゴミにするのはしのびなかったし。

で、新築なった家の外溝の工事が始まったとき、決心しました。
埋めちゃえ!

大晦日の夜、決行しました。
ガス管かな?その埋設予定地として掘ってあった穴に、ぽとぽとって落としてきたの。
今も、たぶん埋まってる。

先ごろ完成したきれいなおうち。

どんな人が買うのかな。
見学の人が玄関に靴脱いでたりすると、覗いてしまいます。





私は、組長。
入居者に、町内会への勧誘をしなくてはなりません。
できるだけ愛想良く。
いい人に見えるよう努力します。