豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

舞台が好きよ。

2006年01月28日 | Weblog
舞台を観にいくのが好きなのですが、何故なのか?
これは、意外とまじめに考えたことがありません。

ご贔屓の役者さんの生のお姿が拝見できるという、ものすごく「ミーハーな」理由が、まず第一の答え。
も~の~す~ご~く~、かわゆいし・・・竜也くん!

それから、これは、血のなせる技というか、業というか、ご先祖様にそういう人がいたらしい。
農閑期に、田んぼに芝居小屋を作って一座を招いていたという変わり者が私の母方の祖父。
父方の祖父は、盆踊りを一晩のうちにいくつもはしごしていたお調子者。
どちらに似ても、結果は似たようなものでしょう。

そして、そうだな。
たとえば、原作者や脚本家の頭の中にしかなかった世界が、現実の世界に現れてくるという面白さを知ったから。
彼らの頭の中では、ひょっとしたら四次元の世界で構築されていた世界が、脚本という二次元の世界に翻訳され、それが生身の人間によって、舞台で三次元の世界で表現され、それを観客である私たちが、また脳内変換によって四次元の世界に復元する。
ときどき、そんな風に感じる舞台があります。
たとえば、後藤ひろひとさんの描く世界。

彼の頭にあったときとは全く別の世界が、私の頭の中に再構築されているかもしれない。
その可能性は大なのですが、チケットを買い、時間のやりくりをして劇場に足を運び、そこで獲得したものだから、私の好きにしてもいいでしょう。

そういうのも、面白いなって最近感じています。