豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

ひな祭り

2008年03月03日 | Weblog
今年も何にもできなかったけれど、せめて少しは華やかに。


あわしま堂の桃の節句にちなんだお菓子。あと一つ残っていたのを運良くGETしました。
あとは桜餅とイチゴを添えて・・・。
散らし寿司はありがたい到来物。できれば、蛤のお吸い物を添えて・・・と思っていましたが、時間が遅かったせいか、いつものスーパーには蛤の姿はありませんでした。例年は、それでも売り場の痕跡は残っていましたが、今年はそれすらも見当たりません。
なぜなら・・・。
蛤は、大半が中国産だったからなのです。
大粒の蛤が氷の上に山積みされて売られていたのが嘘のようです。国産はとても貴重品。広く行き渡るに十分な数の確保は始めから無理だと思われます。でも、おひな祭りには蛤のお吸い物を是非!という消費者の要望に応えてくれていたのが中国産の蛤でした。でも、いまや、中国産はそれだけで眉唾物とさえなりました。
売れないものを仕入れてくるわけにはいかなかったのでしょう。
さて、来年は如何に?

中国産の筍の水煮も売れ行きがさっぱりなのだそうです。このあたりでも荒れていた竹林を整備して筍を出荷しようとする試みが伝えられてきます。風が吹けば桶屋が儲かる方式のドミノ倒しがこれからも続いていくのでしょうか。それとも中国の巻き返しがなるのか?

風といえば、黄砂!!!
もう、これは大迷惑です。
でも、最近の量の増大は日本にも遠因があるのだとか。カシミアを愛好する日本人向けに輸出を増やすために、大量に草原の草を食べつくすカシミア山羊の飼育が盛んになっているということです。ドミノのコマが倒れていく進路も複雑な迷路になっているのかもしれません。