豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

地元開幕・・・

2008年04月02日 | Weblog
4月1日。地元開幕です。最後の開幕を迎えた市民球場の正面玄関に掛かるのは、「最後の晩餐」。縁起がいいのか悪いのかわからないけれど、インパクトの強さだけは認めます・・・。(しかし、やはり気になるのはユダの位置。むむむむ・・・。)



開幕は名古屋で迎えたとはいえ、地元開幕。始球式は華やかにいきたいものですね。ヤフードームは、堂本光一くんでした。そこまではいかないとしても、アンガールズくらい来るよね~~~~わくわく!
・・・・・・登場したのは、秋葉広島市長。
申し訳ないけど、意気消沈?

でも、よくよく考えてみれば、市民球場は市民の球場でした。市民全員が投げるわけには行きませんから、その代表といえば、やはり市長さんなのでしょうね。最後の開幕を飾るに相応しい選択であったのでしょう。開幕を告げるオープニングには、広島交響楽団の生演奏のラデッキーマーチも高らかに鳴り響きました。観客席の手拍子は、ちょっとしたニューイヤーコンサートの雰囲気!気分は盛り上がります。君が代も、広響の演奏です。堅実ですね、カープ。(ヤフードームは黒木瞳さんだったのにな~、・・。)今期初の球場のご飯は、ナシゴレン。そごう地下2階に出店したばかりのマリオデザートの新製品。いと美味し!



カープの先発は高橋健。迎え撃つのは阪神タイガース!
そう、前年のシーズンオフ、涙ながらに阪神への移籍を報告する新井の涙は記憶に新しいところです。意識するなというほうが難しい。地元紙のスポーツ面の見出しは「自然体で」。でも、すでにその時点で自然体ではないなあ。
誰もが固唾を呑んで見守る中、新井が登場しました。すでに、スコアボードに先発メンバーが発表される段階で、ブーイングの嵐。ですから、打席に向かう彼に浴びせられるのは、かつての「かっ飛ばせー、あーらーいー!」ではなく、ブーブーブーの合唱です。かくいう私も小さな声で、ブヒィ~、ブヒィ~。
両者緊張のあまりなんだかぎこちありません。とうとう、というか当然というか、高橋健からフォアボールを謙譲された新井は、無表情に栗原の待つ一塁へ。しかし、これだけでは終わらなかったのですね。三番新井の次は、誰あろう、今や阪神きってのたよりになるアニキとなった金本でした。別に忘れたわけではないけれど、彼はもはや阪神の選手ですね。風格が違います。ともかく、アニキの一振りは緩い弧を描いてレフトスタンドに!新井への感慨に浸っている間にあっという間に3点が入っておりました。OH! MY GOD!



それにしても、寒かった~~~
日が沈むととたんに気温が下がり始め、ぐっと冷え込んできました。狭い座席は身動きもままなりません。もはや、生の観戦に耐えうる体力の少なくなっていることをひしひしと感じたことでした。ホッカイロを背中に加えて暖を取りますが、試合の中身もあいまって、冷える冷える・・。
そうはいっても、7回は、元気良く応援歌を歌い、風船を飛ばしました。



撮影されるブラウン監督人形の応援おじさんとピンチヒッター嶋の凡退を嘆くカープのマスコット、スライリー!(鼻息が荒くなるんですね。がっかりすると)



最終回は、藤川が出て来て、当然のことのようにジ・エンドです。藤川投手、やっぱりいいピッチャーだなあ。それに阪神の守りはきびきびとして気持ちよかったです。カープのショートの梵くん、見習わなきゃねえ。君のマフラータオルも買ったんだよ!1500円のは売り切れで、似顔絵付き2000円のを奮発したんだよ!頑張ってほしいなあ。グランドにいてもなんとなく迷いを感じるのは何故?



それにしても、1分け後にはや4連敗。とにかくなにはともあれ一勝を!