豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

恵比寿

2008年04月10日 | Weblog
埼玉で「身毒丸」を見終わって、ちょっと風に吹かれたいおばさん二人連れが向かった先は・・・?

たしか、宝塚の女優さんとTHE CONVOYのどなたかとのトークショーが行われたりもしたお洒落な場所。密かに憧れていた恵比寿ガーデンプレイスです。みたぽんが連れて行ってくれました。
山手線の恵比寿駅に降り立つと、流れてきたのはJRお決まりのメロディではなく、例のエビスビールのテーマソング♪~!
「なるほど!エビスだねえ。」
明治23年(1890年)、日本麦酒醸造会社がこの地で麦酒の製造を始め、縁起の良いエビス様に因んだ「エビスビール」が誕生。これが後に恵比寿の駅名にもなったのだそうです。

休日ということで、カフェは満員です。そこで、三越デパートの奥に位置する麦酒記念館に入ってみることにしました。
中に入ると、香ばしい匂いがしています。酵母の匂いかな?麦酒の匂いですね。
オブジェのように正面に位置していたのが、これ。


この裏には、麦酒が試飲できるちょっとしたビアホールのような空間(「テイスティング・ラウンジ」)がしつらえてあります。
観劇疲れの足腰と喉を癒そうと私達もそこへ・・。

アルコールの苦手なみたぽんは単品の生ビール。私は多少?は大丈夫なので、生ビール飲み比べセットです。それぞれ、200円と400円。麦酒酵母入りのクラッカーがおつまみについてきます。安いっしょ!


セットで飲み比べできるのは、メジャーヴァイス(酵母入り)、エビスビール、メジャーエール(マイルドタイプ)、エビス<ザ・ブラック>の四種類です。缶入りのザ・ブラックは飲んだことがありましたが、ここで頂く方がずっと美味しいと思いました。そして、酵母入りは日本酒のような味わいもするちょっと地ビールっぽい味でした。それぞれ少しずつ頂けるのは楽しいですね。

でも、・・・・、結局、私達が一番美味しいと思ったのは、みたぽんが選んだ普通のエビスビールの生でした。

ところで、私達がとりとめもないお話に興じている間の、向かいに座ったおじ様の行動が面白かったのでした。最初、おじさんは、一杯目のビールを味わっておいででした。次はたしか、少々小ぶりなグラスのザ・ブラック。
そしてしばらくするとまたお出かけされ(ここは、セルフサービスなのです。)ななんと両手に生ビールのグラスを持ってお戻りになりました。
なんか、堰を切っちゃった!・・というご様子。
ふむ。
これは、きっと向かいに座ったご婦人たちの艶やかさについついピッチが上がったのかしら?と、一応無理のない範囲で推論してきた二人組でありました。

さて、テイスティングというにはかなりの時間を費やした私達。新商品の引換券をもらっていたのに、引き換え時間も過ぎて、残念無念・・。
でも、待っていたのは、夕暮れにライトアップされた街の風景。日本じゃないみたいだね~。でも、この銀の角は何でしょう?