晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0921  飯豊連峰・胎内口から、北股岳2025m、梅花皮(かいらぎ)小屋、杁差岳

2024-07-05 17:11:59 | ハイキング

         地神山から頼母木小屋(小さく見える)、朳差岳(右上)

期日 : 2009年8月11~12日

メンバー:   Akky 単独 

コースタイム・天気

8月11日  曇り後雨

 新潟市4:07=奥胎内ヒュッテ駐車場5:17~50(マイクロバス)=足の松尾根登山口(467m)6:00~10―姫子ノ峰(6:50―滝見場7:40―イチジ峰8:45~55―大石山9:40~45―頼母木小屋(昼食)10:10~11:00―頼母木山(1720m)11:23―地神山11:58―胎内山12:23~32―門内岳、門内小屋12:45~13:00―北股岳(2025m)13:30~40―梅花皮(かいらぎ)小屋14:10

8月12日  曇り

 梅花皮小屋5:15―北股岳5:40~50―門内岳(ブロッケン)6:30―地神山7:25~30―頼母木山8:05―頼母木小屋8:10~20―大石山8:50~9:00―鉾立峰9:30~35―杁差岳10:00~25―鉾立峰10:54~57―大石山(昼食)11:25~12:07―水場上12:55~13:05―姫子ノ峰14:00~10―登山口14:40―奥胎内ヒュッテ15:20~45=クワハウス胎内16:20~17:00=新潟市16:04

  時間16:33(7:10,9:23)、距離30.5km 累積標高差+2770m  標高差2025-350m=1635m

                         足ノ松尾根登口から朳差岳、地神山ルート_1

                   地神山から北股岳、梅花皮小屋ルート_2

         奥胎内ヒュッテから朳差岳、北股岳、梅花皮小屋ルート標高

 

記録及び感想

8月11日 曇後雨

 10日から山に登る予定であったが、天気が悪く一日遅らせた。11日の予報は、晴れ後曇りとのことでいさんで出かけた。奥胎内ヒュッテには予定より早く5時17分に着いた。5時頃に静岡で地震があり自宅は震度4とのことで問題ないとして登った。

 奥胎内ヒュッテからマイクロバスに乗せてもらって足の松尾根登山口まで送ってもらう。

         足の松尾根登山口

 登山口から5分程ブナ平の道を行くといきなり木の根っこの出た急坂に差しかかる。暑くて汗がふき出てきた。先に行った人か鈴を鳴らしながら登っていく。姫子ノ峰で休み大石山方面を振り返るとガスが掛かり見えない。今日も天気予報ははずれとがっかりする。

  ブナの根っこの最初の急坂

 

 両脇が切れ落ちた岩場を通り、滝見場に着くとようやくゆるい登りになってきた。この辺からパラパラ小雨が降ってきた。ここで引き返すか考えたが半分登ったので登ることにした。イチジ峰で雨が上がった。しかし暑い。汗がボトボト落ちる。山が低いせいか暑さは変わらない。西峰の後にすぐ大石山に着いた。ガイドブックのコースタイム5:00の所3:43であった。しかし周りはまったく見えない。

        一回目の岩越え

       姫子ノ峰  アップダウンが始まる

      二つ目の岩場 岩渡り

        イチジ峰  大石山まで300m登る

       大石山稜線に出た

    大石山にて (この後天気が悪いので11日は写真はない)

 

 頼母木小屋までマツムシソウ、イブキトラノオなどの高山植物を見ながら歩く。又雨が降ってきた。

 地神山、門内岳、北股岳と雨の中歩くだけで展望もなくつまらない。門内小屋に12:45に着いたが早すぎるため北股岳を越して梅花皮山荘まで歩いた。ここでは石転び沢の雪渓が見えるはずであるが何も見えない。雨が本降りになってきたので時間は早いが、梅花皮山荘に泊まることにした。晴れていれば、御西小屋まで行けたのに残念である。

 

8月12日   曇り

 梅花皮山荘宿泊者は8人で、地元山形の人は、春に冬虫夏草を採取して一回で10万円程儲けたとのこと。趣味と実益を兼ねての山登りは羨ましい。

 本日は奥胎内ヒュッテまで戻る。雨は降っていないが相変わらずガスで見えない。北股岳の急な登りをヒメシヤジンなどの高山植物を見ながら登っていく。ようやく少しずつ晴れてきた。北股岳山頂では大きな虹とブロッケンが見えたが周りの展望はない。残念。

   朝7:17      梅花皮小屋より北股岳山頂を目指して出発

       梅花皮小屋より北股岳を望む

       北股岳山頂直下より石転び沢方面

    北股岳山頂  虹が出て来た

    北股岳山頂からブロッケンが見えた お花畑も見える

 緩い稜線を下ると門内岳。ここもガスでも展望がない。梶川尾根分岐(扇の地紙)でようやく少し見えるようになってきた。地神山南より北股岳方面と頼母木小屋方面も見えるようになってきた。なだらかな稜線である。頼母木山でこんこんと流れる水をいただく。おいしい水である。

    門内岳山頂   祠と鳥居があった

        地神山より門内岳、北股岳方面を振り返る

   地神山南から頼母木小屋方面、右上は鉾立峰と朳差岳

    タカネマツムシソウ 頼母木山付近

        貴重なイイデリンドウ

     飯豊のオアシス 頼母木小屋

          大石山付近のお花畑

     大石山付近の御花畑 マツムシソウとハクサンイチゲ

 大石山にザックを置き一緒に歩いてきたSさんと杁差岳を往復する。140m下り、また150m程登り返すと鉾立峰だ。疲れたがさらに80m下り登り返すと杁差避難小屋が見えてきた。北海道の牧場のようなかわいらしい小屋である。タカネナデシコ、マツムシソウ、イブキトラノオ、マルハタケブキ、ギホボウシ、トリカブトがここでも咲いていた。昨年からの念願であった杁差岳に着いた。ここでも展望はきかなかった。又来年来いということであろうか。

           鉾立峰にて

           朳差岳に登る

     朳差岳のお花畑

     シラネニンジン、タカネナデシコ

       タカネマツムシソウ

 梅花皮小屋から一緒だった佐々木さんは最後に予定していなかった杁差岳に来ることができたので感動していた。きつい鉾立峰と大石山を登り返した。山を降りるときになって天気が回復してきて熱くなってきた。

 

 

          朳差岳にて

        朳差岳山頂から

   鞍部より帰りの帰りの鉾立峰を望む

     お花畑 マルハタケブキ

 滝見場、姫子ノ峰と急な松の根っこの急坂を下った。足の松尾根は登りも疲れるが下りも急で緊張して降りなければならない。

     足の松尾根登山の下り 下は急坂 慎重に下る

     イチジ峰より大石山を望む

     滝見場より  大きな滝

     姫子ノ峰より大石山

      頼母木大橋から

 胎内のロイヤルパークホテルの露天風呂が終了していたためクアハウス胎内で風呂に入って帰った。

 来年の天気が良い日に最高峰大日岳まで往復してみたい。

コメント
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