奥ノ院跡から避難小屋を望む
期日 : 2010年6月11~12日
メンバー : (L)K. WATANABE、(SL) M. SAITO、T. Onaka、F. HAGIWARA、Akky 計 5名
コースタイム・天気
11日 晴
平塚駅20:30=新発田IC 1:30=道の駅加治川(仮眠)1:40
12日 晴
道の駅加治川6:35=二王子神社登山口7:05~20― 一合目7:50―神子(みこ)石8:15― 一王子神社(避難小屋)8:30~ 50—四合目9:18―定高山(五合目)9:35~50―油こぼし(七合目)10:50―三王子石祠11:25ー山頂11:40~ 12:20―定高山13:50― 一王子神社14:20~30―登山口15:25~45=魚沼市西名(青雲館)17:45
時間6:50(登り3:25、下り3:25) 距離11.0km 標高差1420-300=1120m 累積標高差+1120m
二王子岳ルート
二王子岳ルート標高
山行記録
華麗なるお花畑と飯豊連峰の展望を目的とした。 2005年5月3日に次いで二回目である。
新発田から県道202号線に入り道標を頼りに二王子神社に着いた。すでに駐車場は満車に近い。人気が高い山をうかがわせる。
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二王子神社 左脇に登山口がある
神社の脇の沢に沿った杉林の中の道を登って行く。20分程登ると一合目(490m)に到着した。ブナなどの雑木林となり緑がすばらしい。天気が良いがむし暑い。
急坂を登ると神子石の巨岩(575m)が出てきた。すぐ上に(600m)に水場があった。汗を拭きながら急坂を登ると一王子小屋(三合目)に着いた。立派な小屋で近くに水場もあり避難小屋として宿泊が可能。
一合目 490m付近の雑木林
神子石 標高 1575m
二合目水場 標高 600m
三合目 一王子避難小屋付近のタニウツギ
ツバメオモト
暑くむれるため衣服を調整しエネルギーを補給して出発した。タニウツギやサンカヨウ、イワカガミ、イワウチワなどの可憐な花に癒される。期待した通りこの時期は花が多くすばらしい山だ。
三合目 一王子避難小屋 水場あり
避難小屋付近のサンカヨウ
標高900m付近のイワカガミ
定高山手前 可憐なイワウチワ
スミレ 定高山にて
40分程緑の林を登ると8m程の柱が立っている定高山に着いた。冬の積雪量を測るため0.5mきざみの目盛りが記してある。ミヤマカタバミ、シラネアオイなどの可憐な花が出向かえてくれる。雪が消えた所にはショウジョウバカマが咲いており、雪が解けて池になった所(鴨池)にはモリアオガエルの卵があった。残雪の窪地をキクザキエチゲやカタクリの群落を見ながら登って行く。
五合目定高山 標高995mで一休み
ミヤマカタバミ 1090m付近
ショウジョウバカマ
ヤシオツツジ
鴨池 標高1140m モリアオガエルの卵
標高1140m付近 雪が出て来た
キクザキイチゲ
1170m付近の雪渓
標高1200m付近のカタクリ
頂上が見えた
窪地から油こぼしの急坂を登ると清純可憐なタムシバが迎えてくれた。カタクリやシラネアオイの群落が続く。坂がゆるくなって稜線にでると左手前峰に赤い蒲鉾型の頂上小屋がみえると三王子石祠に着いた。
七合目標高1260m 油こぼしの急坂
標高1300m付近のカタクリの群落
可憐なタムシバ
三王神社より二王子岳避難小屋を望む
三王子神社 標高1365m
奥ノ院跡より避難小屋を望む
石の台座だけの奥ノ院跡を過ぎて10分程で頂上に着いた。青春の鐘と立派な山頂標識があった。
頂上は人が多く驚いた。東方向は霞んでいるが飯豊連峰が見えた。杁差岳、大石山、頼母木山、北股岳、大日岳がずらりとならんでいる。飯豊山は霞んで見えない。天気が良いと北方向には朝日連峰が見えるとの事。西側の日本海側も良く見えない。でもこの時期これだけ見えるのはすばらしい。
二王子岳山頂 青春の鐘 後ろは飯豊連峰
山頂からのパノラマ①
山頂からパノラマ②
奥の院にて 飯豊連峰をバックに 名残りを惜しむ
展望を満喫し、おいしいおにぎりを食べて二王子神社へ下った。
六合目ヤシオツツジ
六合目付近から山頂を振り返る