新茅ノ沢 F1-7mを登る
期日:2017年7月29日(土)
メンバー: L Akky、A.SHIN、OKay、WKazuyo
コースタイム、天気 晴れ時々曇り
新茅荘8:27―新茅ノ沢入渓8:35―大滝12m 9:49~10:50―三番目堰堤(昼食)11:25~45―二段10m―CS4m12:23―890m二俣12:10―尾根取付13:03―登山道13:08~17―烏尾尾根下山―新茅荘14:10
歩行時間5:23、登り4:21、距離4.4km標高差530m
山行記録
新茅の沢は、暗い沢で蛭が多いなどのイメージで1998年11月以来登っていない。今回沢トレの一環として実施。高嶺山三郎さんの動画を見るといずれの滝も難しくないので安心して登る。
新茅橋より入渓。すぐの4m滝、ガバがあり楽しく登る。
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4m滝 左から登る
次のF1-7mもⅢ級で難しくない。左側ルンゼにハーケンがあり支点を取って登る。次のF2-7mも流れの左側に三ヶ所支点を取って登った。ここもカバがあり楽しく登る。F3-5mは、流れの左でも右でも簡単に登れる。 F4-4mは右側の階段状部を登った。
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F1-7m 左側ルンゼを登る
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F1-7mを登る
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F2-7m 流れの左側を登る
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F3-5m 右でも左でも
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F4-4m 右壁から
しばらくゴーロを歩くと見えました、12m大滝が。高さがあり、直滝なので圧倒される。ここはⅣ+級なので通常は右岸を高巻くようにとの事。高さがありビレイ点がないことから高巻いて懸垂で降下してトップロープで登ることにした。左側の巻道にはロープが設置されていて初心者でも安心して登れるようになっていた。滝は流れの右側から登るが中間部で流れに近づきシャワークライミングとなった。上の垂直部分にもしっかりカチがあった。Ⅳ+級の滝を登ることができて喜びがわいてきた。
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F5-12m大滝 左に巻道
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F5-12m大滝 近くから見ると迫力がある
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大滝を巻く
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トップロープで大滝を登る
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イワタバコ
長いゴーロを歩くとF6-4mが出現。ここは右側のトイ状滝を登った。F7-3mや三段6mを楽しんで登るとF9-8m。左の岩壁を登った。この上の壊れた三番目堰堤の上で蛭を避けて昼食。沢でいただくおにぎりはいつもおいしい。
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F6-4m
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3mくの字滝 直登
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F7-3m
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F8 看板のみ
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F9-8m
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三段堰堤
ゴルジュになりF10-4mを登るとトイ状滝5m。その上のA890m二俣を、流れのある右俣の4m滝を登り、右俣に入る。上の三条5m滝はほとんど水が
流れていなかった。ゴルジュからガレとなり落石を落とさないように注意しながら登っていくと最後の4mCS涸滝。下に岩がなく少しハング気味であるが、残置スリングがあるので楽に登ることができた。
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F10-4m
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二段10m 直進
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トイ状5m滝
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A890m二俣 右へ
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CS涸滝 残置スリングがある
大岩が出てきてガレの傾斜が強くなり落石の危険が高く、緊張しながら注意深く登って行くと、ようやくゴルジュが終わり、右側斜面に踏み跡が見えた。高度も1040mとほぼ一致したので登山道へ詰めの道と判断した。遡行図にある赤テープはなかった。少し登るとすぐに登山道に出た。ゴルジュのガレは怖かったけれど詰めは短く助かった。
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1045m尾根への踏み跡をたどる
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登山道へ簡単に出た
烏尾尾根を下って新茅荘前に戻った。蛭の忌避剤を靴に吹き付けつけてきたため、蛭はいたけれど誰も取りつかれなかった。
沢の出合から滝が連続し、登攀を楽しみながら烏尾山山頂に突き上げる豪快な沢で、いずれの滝も登ることができて楽しい沢であった。以前は、F5-12mは巻いたが、今回はトップロープなので安心して登ることができた。すべての滝を登ることができて少し自信が出てきた。蛭対策も十分であることが確認された。
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新茅ノ沢 GPSトラック