F1-12m 大滝
期日 : 2013年9月30日
塩水橋に車を置き、キュウハ沢を遡行した。登れる滝が多く楽しい沢であった。
塩水橋に車を置き林道を50分歩きキュウハ沢出合に到着。一つ目の堰堤を越えてから入渓した。後の4つの堰堤は右側から越えた。
ゴルジュ始めの4mF 右側から越えた
5m滝 釜に入り右から越えた
ゴルジユ6m滝 釜をえて
ゴルジュ出口 3+5m滝
F1-12m大滝 左のチムニーより越えた ハーケンと残置シュリンゲがある
F2-二段3+7mの上段滝 3m滝下から左側を巻いた
2+3m滝 楽しく越えて行く
F3-二段4+6m
4m幅広滝 中央を登った
F4-7m 水流左側を登った
F5-二段5+6m 下段は左から登った
上段6mも左側から登った ハーケンがある
4m滝 右側から登った
二段4+2m 右側から
1130m大伽藍沢出合 左の本流に入る
ザレを登り右の尾根に取り付く ザレはグズグスで厳しかった
長い登りの後ようやく1525mの丹沢山西の登山道へ出た
丹沢山に登り、天王寺尾根を下り途中堂平に寄って橅林を愛でて塩水橋まで戻った。
コースタイム
塩水橋7:40~50―キュウハ沢出合8:40~55―940m(昼食)11:10~35―大伽藍沢出合12:40―登山道14:07~40―丹沢山14:45~50― 天王寺尾根分岐14:55―堂平分岐15:18―塩水橋17:15
記録
塩水橋に車を置き、キュウハ沢出合まで歩く。以前あったキュウハ沢の標識はないのでわかりづらい。
始めの堰堤は沢に下りないで右岸の踏み跡をたどって越す。その後沢に下りると二つ目の堰堤がそびえている。右側の岩陰にあるステップを登って越えた。後の三つも同じように右から越えた。
すぐにゴルジュになり4mの滝。ここは左のなだらかな岩を越えた。二番目は、豪快に水を落としている釜をもった5m滝。釜に入って流芯右側を登った。難しくはない。次の2+3+3m三段滝は右から越えた。
次の6mトイ状の滝は右から越えた。倒木があり難しくはない。
ゴルジュ出口の3+5m滝の上段5mは難しく登れない。3m滝の上にかかる倒木を使って左側の窪みを登って越えた。四町四反の沢が流入すると核心部F1-12m大滝。ここは左側のチムニーに入りこみハーケンと二本あるスリングを使って登り、右側の滝の落ち口に移動して越えた。ホールドも結構ありピッチグレードはⅢ級+との事。高さがあるのでロープを出した。
小滝を越えて行くとF2-二段3+7m。上段7m滝は結構立っていて難しそう。右側のカンテを登り落ち口にトラバースして越えるとWEBにあるが、ハーケンも見当たらないため、下段3mを降りて左側の溝を登りトラバースして越えた。結構しっかりした踏み跡があった。 この上に遡行図に載っていない5mナメ滝があり流芯左側を楽しく登って行く。次のF3-二段4+6mの上段は左側の階段状の岩を登った。しばらくゴーロを歩くと五条4m幅広滝。中央部を楽しく越えて行く。
1010m二俣を右に入り3+3m小滝を越えて行くとF4-7m。水量が多く濡れそう。水流左にホールドを探してシブキを浴びながら気持ち良く登った。
すぐにF5-二段5+6m。下段は左の残置スリングを使って登った。上段6mは、左側岩壁に残置スリングとハーケンがあり、これを支点としてロープを出した。段々になった4m滝の右端を越え、最後の二段4+2m滝はこれも右側の階段状部を登った。
すぐに大きなガレの大伽藍沢出合の1130m二俣。ここから水がなくなり左俣に入ると3mチョックストーン涸滝。左側がⅢ級+で上のホールドが細かいが登ることができた。
この上の左側のガレを登ったが、奥の二俣と涸滝は分からなかった。ガレはステップが崩れたり落石になったりして厳しく、倒木を越えた所から右側の小尾根に移り、さらに登って丹沢山の少し西の登山道にでた。詰めが長く厳しかった。
KamogさんのWEBによると、ガレの右側の黒く狭いルンゼ基部の、右側にある岩場が本流に架かる二段涸滝で、こちらが本流のようだ。
下山は、丹沢山を過ぎた天王寺尾根に入り堂平のブナ林に寄り道して塩見橋まで戻った。