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ゲーム攻略、読書感想文など。

銀英伝人物評96<クブルスリー>

2004年09月07日 11時40分58秒 | 銀英伝人物評
同盟軍第1艦隊司令官。ただし戦闘に参加する場面は外伝も含めて一度もなく、出番と知名度がこれほどかけ離れているキャラも珍しい。

アムリッツァ会戦後にシトレが退役したため、後任で統合作戦本部長になる(と同時に中将から大将に昇進)。また、ヤンを幕僚総監にしようと望んだらしい。トリューニヒト派ではなく、人望も厚い男だったので相当な実力があったのだろうと思われる。
初登場時の紹介文を本伝から引用すると

「首都警備と国内治安の任にあたり、伝統ある宇宙海賊組織の討伐と航路の安全確保に堅実な成果をあげていた。士官学校を優秀な成績で卒業し、いずれ軍人として最高峰に上ることは確実視されていた」

とある。ようするにフォークとは違い実績を伴った正統派のエリートというイメージでいいだろう。
救国軍事会議のクーデターに先駆けて病気療養中だったアンドリュー・フォークに腹を撃たれて入院。その間はドーソンが代理を務めた。クブルスリーが喋るのはこのフォークとの会話の時のみである。

後に復帰するが、トリューニヒト閥で占められた軍上層部に嫌気がさして退役した。せめてバーミリオン会戦の時まではちゃんと仕事しろよ、と言いたい。

銀英伝人物評95<ボロディン>

2004年09月07日 11時34分33秒 | 銀英伝人物評
同盟軍第12艦隊司令官。ビュコック、ウランフに次ぐ名声と実力を持ち、守勢に強いそうだ。
外伝ではヴァンフリート会戦と第4次ティアマト会戦で登場。第4次ティアマト会戦ではラインハルトが斜め後ろに回ってきて攻撃をしかけられたが、がんばって持ちこたえたようだ。

アムリッツァ会戦ではルッツ艦隊によって敗れ自殺した。というかあっけなさすぎ。
死後に元帥に昇進。ちなみにアムリッツァ会戦後に元帥に昇進したのはボロディンとウランフの2名のみ。

後にヤンが、「ウランフやボロディンが生きていたらもう少し楽ができたのに」とぼやく。

【PCゲーム】銀河英雄伝説Ⅵの話その27

2004年09月07日 11時18分37秒 | 銀英伝ゲーム雑記
昨日のプレイ雑記。バーミリオン会戦をやってみた。このシナリオはあまり面白みがないので、めったにやらないんだけど…。
で、プレイヤーにブラウヒッチを選択した。ちなみに帝国軍はラインハルト、アルトリンゲン、グリューネマン、カルナップ、トゥルナイゼンという微妙なメンバーしかいない。しかもラインハルト以外は全員3千隻しかない。
対して同盟軍はヤン、アッテンボロー、マリノ、フィッシャー、モートン、カールセンがいるの。しかも同盟軍の方が5千隻も多いので圧倒的に同盟軍有利のシナリオ。ただし、原作と同じくミュラーが途中で参戦するので、帝国はミュラー参戦まで持ちこたえれば勝ちだし、同盟はそれまでにラインハルトを倒さないといけない。

で、さっそくスタート。
互いの総指揮官は後方に待機し、分艦隊同士の死闘が始まった。ところがブラウヒッチは性格が突進なため、ラインハルトが戦闘に参加しないのを怒り出したのだ。みるみる減っていく積極性。これは兵力が互角かそれ以下の場合に起きる現象で、味方が敵よりも兵力が多ければ問題ないのだが…。

いつのまにか防衛線を突破されてブリュンヒルトも攻撃に参加するようになった。するとブラウヒッチの積極性がものすごい勢いで上がりだし、すぐにMAXまでいった。
そうしているうちに同盟艦隊を次々と葬り、気が付くとヤン、ラインハルト、ブラウヒッチしか戦場にいなかった。

さて、ここからどうするかだが、互いの総旗艦が動かない以上、戦線は膠着したままにしかならない。そこでブラウヒッチ艦隊はわずか200隻しか残っていないにも関わらずヒューベリオンを狙うことにした。もちろんまともに戦ったらすぐに壊滅するので、なんとか背後に回りこみ、そこから時間をかけて削るという戦法。

だがこれが失敗に終わった。ヒューベリオンの背後に回ったのはいいが、他のヤン艦隊の母艦が横から攻撃を加えてきたのだ。ついにわがブラウヒッチ艦隊も全滅した。

この時点でまだ残り70ターン近く残っている。せっかくなのでこのまま最後まで観戦することにした。するとしばらくしてミュラー艦隊登場。このままヤン艦隊を一気に撃滅しにいくのかと思ったらなんとブリュンヒルトの方に行き、そのままブリュンヒルトの周りから動かないのだ。こうしてゲーム終了。やはり原作どおりに同盟政府の無条件降伏によって終わったらしい。