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銀英伝人物評122<ウィレム・ホーランド>

2004年09月16日 11時47分35秒 | 銀英伝人物評
同盟軍中将。
第6次イゼルローン要塞攻防戦では少将。この時に活躍したため中将に昇進し、第11艦隊の司令官になった。

奔放な用兵と柔軟な機動戦術が得意なのだが、ただ定石を破っているだけで、新戦術を構築しているわけではない。エネルギーの無駄使いともいう。
自信過剰で、32歳の中将昇進はアッシュビーと同じであることから、自らも英雄にならんと息巻く。もっともビュコックやウランフの見る目はかなり冷たい。

第3次ティアマト会戦では、常識を無視した用兵により帝国軍をかき回し、優勢であるかのように見えた。だが、それが危機につながっているとわかっているビュコックからは再三の撤退命令が下った。にも関わらず、攻撃を続けたため、艦隊運動が限界点に達した一瞬の隙にラインハルトの艦隊から斉射をくらってあっけなく死んだ。

こういう人物がもうちょっと長生きしていたら面白かったかも。