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ゲーム攻略、読書感想文など。

銀英伝人物評65<ルグランジュ>

2004年09月01日 16時09分59秒 | 銀英伝人物評
同盟軍第11艦隊司令官。外伝も含めて帝国軍との戦闘シーンが一度もない。ちなみに第11艦隊といえば第3次ティアマト会戦で、ウィレム・ホーランドが指揮した艦隊であるのだが、その時に崩壊ていたので、再建したということだろうか。

救国軍事会議のメンバーに名を連ねている。このクーデター政権にとって、成功の可否はヤン艦隊を倒せるかどうかにかかっていたため、ヤンがイゼルローン要塞を出撃したのを受けて、これを迎え撃つ。といっても同盟軍最高の智将であるヤンに正面からあたる愚を避けたのはちょっと賢い選択だ。
だがバグダッシュがあっさり正体を見破られてしまい、第11艦隊の位置を補足されてしまったために、ドーリア星域会戦で無残に散った。ルグランジュ自身は凡将ではなく、意外にしぶとく抵抗したのだが、やっぱり無理で自裁した。交戦状態に入る前からヤンに絶対勝てると確信されているのだから無理ないか。

これにより同盟軍の艦隊はヤン艦隊と第1、第5の三個艦隊のみになった。まったく無駄なことをしてくれたものだと、たいていの同盟ファンなら思っただろう。

銀英伝人物評64<ギュンター・キスリング>

2004年09月01日 15時32分43秒 | 銀英伝人物評
ラインハルトの親衛隊長。初登場はラインハルトが帝国宰相になった時。以来、セリフはないが常にラインハルトの側にいる。主に白兵戦で武勲を樹てているため、取り立てられた。ちなみに猫のように足音を出さずに歩くことができ、キュンメル事件では、キュンメル男爵の注意がそれたすきにこっそり彼の側まで歩みよって飛びついた。このキスリングの歩き方は後にエミール・フォン・ゼッレもマネしだした。

口の固さも尋常ではなく、ヒルダがラインハルトの部屋で一夜を過ごしたときもずっと部屋の外で待機していたし、その翌日、ラインハルトがマリーンドルフ邸に求婚に行ったときも随行したが、ついに口外しなかった。まぁ、口外したら自分がえらいことになるが。
ちなみにキスリング自身は、皇帝たるもの側妾をたくさん抱えて当然だろうと考えていたのだが。

シヴァ星域の会戦ではブリュンヒルトに乗り込んできたポプランと一騎打ちをし、引き分けに終わった。ユリアンと戦ったらどっちが勝っていただろうか・・・。

ちなみにバーミリオン会戦では、ミュラーが参戦する前に一度危なくなり、シュトライトとキスリングは脱出するようラインハルトに進言したが、聞き入れられなかったので無理やり連れて行こうとした。是非その場面を見てみたかった。

銀英伝人物評63<フランチェシク・ロムスキー>

2004年09月01日 14時59分49秒 | 銀英伝人物評
エル・ファシル在住の医師。かつてヤンがエル・ファシルから300万の民間人を連れて脱出を行った時に、そのひとりであったそうだが、ヤンはまったく記憶になかった。ちなみにOVAの「螺旋迷宮」第一話にはちゃんと登場している。

ヤンがレンネンカンプを拉致して同盟を脱出せざるを得なかった経緯をラインハルトが全宇宙に発表し、再度の同盟討伐を決定すると、エル・ファシルは同盟から独立を表明した。その独立政権の主席にロムスキーが就任する。そして思惑通りヤンを迎えることができたが、結果的にヤンにすべての問題の解決を押し付ける形となり、外交や戦略に関しては無為無策に近い政府となった。
ロムスキー自身は善良な性格で、純粋に帝国への反抗に燃える革命家であったのだが、志はともかく能力的にはあまりにひどすぎて、一度ならずヤンをうんざりさせている。
また、ヤンがイゼルローンの再奪取作戦を行う時も、ヤンがエル・ファシルを離れるのを認めず、自分たちの安全を第一に考えているあたり、ほんとに勢いだけで独立してしまったんだなぁと感じる。
自分たちの星が帝国に攻撃されるであろうという可能性すら考えていなかったのだからおめでたいとしかいいようがない。

帝国軍がイゼルローン回廊に侵攻してくるのに先立ち、政府は場所をイゼルローン要塞に移す。その後回廊の戦いが終結して、ラインハルトとの講和にヤンが赴くことになるとロムスキーら政府の代表も同行する。だが交渉権はあくまで自分たちにあると思っているのもまた滑稽である。民主主義国家としては、たしかに軍人に交渉権を認めないだろうが、ラインハルトはヤンにしか対等の席につくことを認めなかったであろうことは明らかだったのに。

巡航艦レダⅡで帝国軍の大本営に向かう最中、帝国軍が乗り込んできたので、政府を代表して出迎えることに。結果的にこれがヤンの寿命をほんのわずかだけ延ばすことになった。帝国軍だとおもっていたのは実は地球教徒で、そいつらに真っ先に頭を撃ち抜かれて死んでしまった。
後から救援に駆けつけたシェーンコップらはヤンやパトリチェフ、ブルームハルトの遺体を引き上げたが、ロムスキーら政府の人間の遺体は置いていってしまった。ということはこの遺体はどうなったのだろう?

今週のジャンプ【40号】

2004年09月01日 12時05分21秒 | 今週のジャンプ
今週のジャンプを書くの忘れていた…

デスノート・・・新しいキラが登場したのはびっくり。これからまたライトはデスノートを手に入れなおすのだろうか。なんか予想するのも面倒だな。親父の演技は見え見えだったけど。

シャーマンキング…途中までは面白かったけどどこでどう間違ったんだろうか。竜頭蛇尾とはこのことだな。でも毎週楽しみに読んではいたのだが。単行本で完結されるのか?

ワーク・ワーク…登場人物のしゃべり方がなんかやだなぁ。とりあえず毎週は読めそうだけど。

ナルト…引っ張りすぎ。早くこの話終わらせてくれ…。

ブリーチ…これも展開遅いよ。早く処刑すればいいのに。

銀英伝人物評62<ロックウェル>

2004年09月01日 10時46分39秒 | 銀英伝人物評
同盟軍大将、後方勤務本部長。トリューニヒト派の軍人であり、ヤンの査問会にも出席している。バーラトの和約後に統合作戦本部長に就任したが、シェーンコップらのクーデターをおさえることができず、結果ヤンの暗殺に失敗する。そしてその責任をレベロ議長に押し付けた。OVA第3期における完全な悪役と言っていいだろう。キャゼルヌがヤンたちとともにハイネセンを出るときに、後方勤務本部長の席を提示して居残るよう要請したが「ふん」の一言であっさり無視された。

マル・アデッタ会戦で同盟軍が全滅した後、レベロ議長を暗殺する。これはレベロの自業自得的な面もあるのだが、議長が国家を守るためという、大義に立脚していたのに対し、ロックウェルは自己の安全のみを求めていた。議長がそれを指摘する場面が、あるいは議長の一番の見せ場だったかも。
ちなみにレベロの暗殺をロックウェルに唆したのはレンネンカンプ高等弁務官の主席補佐官であったフンメルである。この事実は後に明らかになり、フンメルは更迭された。

ハイネセンにやってきたラインハルトに寛恕を請うが、ハイエナ扱いされて処刑されてしまった。まぁこいつも自業自得だ。