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ゲーム攻略、読書感想文など。

銀英伝人物評116<ヘルマン・フォン・リューネブルク>

2004年09月15日 14時12分22秒 | 銀英伝人物評
元薔薇の騎士の第11代連隊長。その後帝国に逆亡命し准将。ちなみにリューネブルクが逆亡命した後、残された隊員たちは全員査問にかけられ、解散の危機にさらされた。

陸戦のエキスパートとして帝国軍での出世を目指すが、逆亡命者の宿命として厚遇されない。ちなみにラインハルトは、逆亡命に対して嫌悪感を持っていたが、自分の実力が認められないなら、他の政体に行くのは当然かもしれない、と考え直している。

妻はハルテンベルク伯爵の妹のエリザベートという美人だが、夫婦生活は冷え切っている。これはリューネブルクの方に責任があると周囲から見られていたが、ラインハルトはなぜかリューネブルクに同情した。

ヴァンフリート星域会戦では、惑星ヴァンフリート4=2で、威力偵察を指揮してヴァーンシャッフェ大佐を戦死に追いやった。そしてラインハルトを副将として、同盟軍基地の攻撃も指揮し、大打撃を与えた。この時にラインハルトとキルヒアイスの才能を見抜いている。後に少将。

第6次イゼルローン要塞攻防戦では、シェーンコップらの挑発によって、ミュッケンベルガーから始末するよう命じられた。この時すでに妻のエリザベートが、元婚約者を死に追いやった兄を殺しており、いずれにしろ死に場所を求めざるをえない状況でもあった。そしてシェーンコップとの一騎打ちで戦死。

不逞な野心家で、装甲擲弾兵総監の座を狙っていた。また、ラインハルトの力を知っていたので、自分が対抗勢力になって貴族たちをまとめようとも考えていた。以外に不幸な生涯だ。

銀英伝人物評115<リヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼン>

2004年09月15日 14時01分18秒 | 銀英伝人物評
子爵。帝国軍中将。
フリードリヒ4世が若い頃の侍従武官で、父帝とのとりなしや女性の世話や金銭貸借などで助けたため、皇帝のおぼえがいい老人。なぜか現役軍人にこだわり、ヴァンフリート星域会戦に参加。
だが、半分耄碌しているため、総司令官ミュッケンベルガーから軽んじられ、大艦隊を率いているにも関わらず後方の惑星ヴァンフリート4=2で待機するよう命令された。ラインハルトがたびたび意見を具申するも取り上げようとせず、ラインハルトを逆上させたが、年齢差の壁とつかみ所のない性格でごまかされてしまう。
リューネブルクの進言により、惑星上の同盟軍の基地に攻め込むことになったが、途中でミュッケンベルガーから、艦隊を率いて戦闘に参加するよう命令されたため、引き上げる。

このヴァンフリート星域会戦後、皇帝の温情により大将に昇進。同時にキルヒアイスを少佐に推薦した。韜晦した発言で何を考えているかわからないが、どうもラインハルトの野望を見抜いていたようだ。
同じ年に起きた第6次イゼルローン要塞攻防戦には病気のため参加しなかった。
凡庸で口の堅い性格の彼はおかげで貴族がいろんな秘密を、彼の前でべらべらしゃべり、それらを記録してきた。その記録のひとつに、リューネブルクの妻エリザベートの婚約者の死の真相があり、それをエリザベートに教えた。逆上したエリザベートは、婚約者を死においやった自分の兄を殺してしまう。なんでグリンメルスハウゼンがこんなことをわざわざ教えたのかは謎だ。
そしてその記録文書をそのままケスラーからラインハルトに渡すよう依頼した。ラインハルトの覇業に役立ててもらおうとしたのだろうが、ラインハルトはその文書の受け取りを断った。

銀英伝人物評114<ブルース・アッシュビー>

2004年09月15日 13時38分29秒 | 銀英伝人物評
同盟軍史上最高の英雄。第2次ティアマト会戦では同盟軍を勝利に導くも、戦死してしまった。命日である12月11日は同盟の祝日に制定されている。

士官学校時代から頭角を表し、首席で卒業。
その後士官学校の同期である730年マフィアとともに活躍したが、軍閥化の危惧を周りからは抱かれていた。だが、本人たちは政治的野心とは無縁であったため、これは余計な心配である。

性質的には戦略家ではなく、戦術家であるため、イゼルローン回廊に要塞構築の案を出したこともあったが、結局艦隊建造を優先させた。第2次ティアマト会戦の敗戦から帝国はイゼルローン要塞の建設を決定したのだから皮肉としかいいようがない。

不敵な人柄で周囲との摩擦を生みやすいところはラインハルトやシェーンコップに似ている。無能な上官に対しては、冷然と接するタイプだ。

未確認ではあるが、アッシュビーは帝国から亡命してきたジークマイスターを通じて帝国の地下組織から軍事機密を手に入れており、アッシュビーの活躍を支えていたといわれている。無論、その情報を生かす手腕が彼にあったからこそ、有用であったのであり、アッシュビーの戦術家としての能力自体はなんらケチのつけようがないのだが。

2回結婚し、2回離婚している。2人目の妻ルシンダは離婚後もアッシュビーの姓を名乗りつづけた。それだけでなく、アッシュビーの死後、自分でアッシュビーからの手紙を書いて自分に送るという寄行をしていたが、睡眠薬の飲みすぎで死んだ。


銀英伝人物評113<グエン・キム・ホア>

2004年09月15日 11時52分38秒 | 銀英伝人物評
ハイネセンとともに長征一万光年を行った。ハイネセンの友人でもある。
ハイネセンの死後、残された人々を統率し、自身は途中で失明しながらも自由惑星同盟の建国に貢献する。
その後国家元首の座を固辞し、公的な役職はハイネセン記念財団の名誉会長のみにとどまった。
国防について問われたとき、「距離の防壁」をあげ、1世紀は帝国に攻められることはないと断言し、事実そのとおりとなった。
彼の名を冠したグエン・キム・ホア広場では帝国占領後の追悼集会で暴動が発生した。

…人物評でもなんでもないな

銀英伝人物評112<アーレ・ハイネセン>

2004年09月15日 11時36分21秒 | 銀英伝人物評
政治犯の子孫として、アルタイル星系第7惑星で強制労働に従事されられていた共和主義者。
その地にあった天然のドライアイスを使い宇宙船「イオン・ファゼカス号」を作り、40万人の人々とともに脱出。後にドライアイスの船を乗り捨て、ちゃんとした船に乗り換えりながら、長征一万光年とよばれる脱出行をした。
ハイネセンはその途上で事故死(どんな事故だ)してしまったが、残された人々は50年にわたる脱出行の後、宇宙歴218年、バーラト星系第4惑星において自由惑星同盟を建国。ハイネセンは首都星の名として残り、「建国の父」「国父」などと呼ばれるようになる。

ヤンが無条件で尊敬している人物。もしハイネセンが指導者として生きていたら、ヤンは喜んで彼のしたで働いただろうと書かれている。
他に、「ゴールデンバウム王朝の血統による支配を行動によって打破した者は歴史上ただ二人、アーレ・ハイネセンとラインハルト・フォン・ローエングラムである」みたいなことが原作に書かれていた。