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ガンダム入門8 「機動戦士ガンダム その7」

2005年01月17日 11時39分48秒 | ガンダム入門
今回は登場人物の紹介をしたいと思います。初代ガンダムだけではなくその後のシリーズについても記載します。
まずは連邦側から。

【アムロ・レイ】
ガンダムの主人公。連邦軍技術大尉テム・レイの息子。サイド7をシャアらに襲撃された際にガンダムに乗り込んでザク2機を撃破したことにより、その後もガンダムのメインパイロットを務めることに。どちらかというと内向的な性格であり、しかも16歳の少年なので、軍隊のやり方に馴染めずブライトとの衝突が初めの頃は多かった。命令をきかなかったために独房に入れられたこともあったほど。
しかし、シャアやランバ・ラルなどの強敵と戦っていく中で戦いの厳しさを知り、ガンダムパイロットとしての自覚を持つとともに、ニュータイプとしての素質が覚醒していく。特にジャブローから宇宙に上がって以降のアムロはほとんど無敵に近い状態で(ガンダムの性能もあるが)、テキサスコロニーではシャアのゲルググをまったく寄せ付けなかった。同じニュータイプであるジオンのパイロット、ララァ・スンを自らの手で殺めてしまったが、逆襲のシャアを見るとたびたび夢でララァにうなされているようだ。
一年戦争終結後は大尉に昇進するものの、その能力を危険視した連邦政府により北米シャイアン基地で軟禁生活を強制されるはめになった。U.C.0087のグリプス戦役時は、地上に降りたカミーユらエゥーゴの面々と合流するものの、参戦にはおよび腰だったが、カツ・コバヤシらにはっぱをかけられ、再び戦場へ。以降、エゥーゴの支援組織カラバの一員として主に地上でティターンズと戦う。
ティターンズ滅亡後、新設されたロンド・ベル隊のMS部隊長に。第2次ネオ・ジオン抗争で宿敵シャアと戦い、最後は地球に落下する小惑星アクシズを乗機のνガンダムで押し返し、落下を回避するも以降の消息は不明となる。

【ブライト・ノア】
一年戦争時は士官学校を卒業して間もない中尉。WBのクルーの一人に過ぎなかったが、サイド7でシャアらの襲撃を受けた際にWBの艦長が負傷したため代理を務めることに。経験が浅いにも関わらず、たびたびシャアをはじめとするジオン軍をだしぬくなど、戦術家としては目を見張る活躍を見せた。
19歳という若さもあり部下の掌握には苦労したが、同僚ともいえるリュウ・ホセイの戦死後はWB隊の父的な存在としてクルーをまとめあげ、一年戦争を乗り切った。最後はア・バオア・クーに着艦したWBから脱出。WBはそこで撃沈する。
最激戦地ばかりを転戦したにも関わらず、アムロらの活躍もありほどんど死者を出さなかった。一年戦争終結後にミライと結婚。が、WB隊の活躍は広くしられ、民間人からも人気を博したものの、連絡船の艦長という閑職にまわされてしまう。
7年後のグリプス戦役ではティターンズとエゥーゴが戦闘を始めたコロニー、グリーン・ノアの難民を乗せて漂流していたところをアーガマに拾われ、そのまま成り行きで艦長をヘンケン・ベッケナーから譲られる。かつて敵として戦ったシャアや、エキセントリックで自制心に欠けるカミーユ、作戦にうるさく口出ししてくるウォン・リー、実力もないのに勝手に行動するカツ・コバヤシなど曲者ぞろいのクルーを率いてどの戦場でも常に数で劣っていたグリプス戦役を戦い、メイルシュトローム作戦を成功させたことで大勢を決する。
ティターンズの崩壊後に始まった第1次ネオ・ジオン抗争では、あらたにクルーとなったジュドー・アーシタら、シャングリラ出身のパイロットたちには最初こそ手を焼かされるものの、なかば開き直りともいえる態度で彼らの活躍を後押し。途中でビーチャ・オーレグに旗艦ネェル・アーガマの艦長を譲り、月からの後方支援にまわる。
その後、ロンド・ベル隊の艦隊司令および旗艦ラー・カイラムの艦長としてアムロとともに第2次ネオ・ジオン抗争を戦う。アクシズの地球落下を阻止するために核爆弾を使い、それでも防げないとなると、直接アクシズ内に乗り込み破壊工作を行う。
3年後。ラプラス戦争でも立場は同じだったが、配下のネェル・アーガマが参謀部の命令によりラプラスの箱を巡る陰謀に巻き込まれていたのを知らずにいた。しかし、ローナン・マーセナス議員の思惑によりラー・カイラムとブライト自身も陰謀に巻き込まれることに。ジオン勢のトリントン基地襲撃後、ユニコーン・ガンダムのパイロットであるバナージには、歴代ガンダムパイロットを指揮してきたブライトならではの重みのある助言を授ける。ビスト財団の思惑を破るためにルオ商会と連携し、ネオ・ジオンであるガランシェール部隊とつながりを持ちバナージを宇宙へあげる。そしてシャイアン基地に黒幕であるマーサ・ビスト・カーバインがいるという情報を得ると基地を制圧。コロニーレーザーの発射こそ防げなかったものの、マーサを逮捕する。
波乱万丈ながらも数々の戦いを艦長、艦隊司令として乗り切った歴戦の提督ではあるが、その人生は報われることが少なく、長男のハサウェイ・ノアはマフティー動乱の黒幕となってしまい、銃殺刑となる。

【ミライ・ヤシマ】
いいところのお嬢さんでスペースグライダーの操縦経験を買われてWBの操縦を受け持つ。WBのクルーの中では最も安定した人格で、WBの母的な役割を担った。何気に男関係はある意味派手で、最初カムラン・ブルームという婚約者がいたが、結局婚約破棄となり、その後スレッガー・ロウと恋仲になり、スレッガー戦死後はブライトとくっついた。一年戦争後は軍籍から離れたと思われる。

【セイラ・マス】
ジオン・ダイクンの遺児で本名はアルテイシア・ダイクン。身分を隠してWBのクルーとなったが本人は過去は完全に捨てて生きていってるようだ。艦の操縦だけでなくMSのパイロットとしても戦闘に参加している。
何度かシャアと遭遇し、そのたびにザビ家へ復讐するのをやめるよう説得するが聞き入れられなかった。一年戦争後は軍籍から離れたと思われ「Z」での登場シーンを見るとセレブのような生活を送っているようにも見える。小説版でアムロとの間に肉体関係があったのは何気に衝撃的。

【カイ・シ・デン】
WBに避難した後、MSのパイロットを志願し主にガンキャノンに搭乗。戦闘で活躍した印象はちょっと薄い。ベルファストでジオンのスパイであるミハルと出会ったことから、人間的に成長し、それまでの中途半端な性格が直った。一年戦争後はフリーのジャーナリストとなる。
グリプス戦役ではレコア・ロンドとともにジャブローに侵入するなど、多くのシリーズでブライトたちを情報面からバックアップする。

【ハヤト・コバヤシ】
アムロやフラウとは幼馴染のようだ。フラウに恋心を抱いており、アムロと彼女が仲良くしているのを嫉妬していた。戦闘では目立った戦果はないが、ガンタンクのパイロットとして、カイと共に最後まで生き抜いた。一年戦争後はフラウと結婚しカツらを養子に迎える。軍籍から離れてはいないのか、戦争博物館の館長となった。
グリプス戦役ではカミーユ、クワトロらを宇宙に帰還させるためにアウドムラの艦長として奔走。
第1次ネオ・ジオン抗争でも同じく地上において、ジュドーらを支援する。このころにはなかば伝説の人物のようにジュドーたちから見られていたが、ラカン・ダカランの搭乗するザクⅢの攻撃からZZガンダムの合体を助けるために盾となり戦死する。

【フラウ・ボゥ】
アムロの家の隣に住んでいた。サイド7にザクが襲撃してきた際に両親を亡くす。その後はWBのクルーとして主に負傷兵の看護や通信などを担当。世話焼きでカツらの面倒を見たりアムロのことをいつも心配していたりした。一年戦争後はハヤトと結婚。

【リュウ・ホセイ】
最初から軍人でWBでは主にガンタンクに乗り込んで戦った。階級は曹長。パイロットたちの兄貴分的な存在であったが、ランバ・ラル隊との戦闘で負傷、さらにランバ・ラル隊の残党たちとの戦いではコア・ファイターでの特攻をかけ戦死。その後2階級特進で中尉となった。

【スレッガー・ロウ】
リュウの補充要因としてWB隊に配属された腕利きのパイロット。飄々としているが人格は大人で、たちまちアムロたちの兄貴分的な立場に収まったナイスガイ。またカムランを拒むミライをひっぱたいたのがきっかけでミライから好意を寄せられた。しかしソロモン攻略戦ではビグ・ザムに特攻して戦死。

【ワッケイン】
ルナツー基地司令。階級は少佐。サイド7から脱出してきたWB隊にたいし冷たくあたる。シャア撃退後地球へ向かうよう指示。後に第13独立艦隊司令として再登場するもシャアの率いるザンジバルによって戦艦を撃沈され戦死。

【レビル】
連邦軍の名将。一年戦争開戦時は中将。ルウム戦役でジオンの捕虜となったが後に生還。階級は大将になる。一年戦争全体を通して連邦軍の指揮をとった。連邦軍が新しく開発した兵器を次々とWB隊に与え、実験させていた。また、ジオン側の思想であるニュータイプを信じており、WB隊にはかなり期待をしていたようだ。ソロモン陥落後にデギン公王と会見に臨もうとするがギレンの放ったソーラーレイによって死んでしまった。
のち、連邦軍の総旗艦として、彼の名を冠したドゴス・ギア級戦艦ゼネラル・レビルが建造される。

【マチルダ・アジャン】
連邦軍中尉。レビル将軍直属の補給部隊を率いて何度かWB隊に補給物資を運んできた。きりっとした美人でアムロも彼女に恋心を抱いた。しかし黒い三連星との戦いでは、乗艦のミデア輸送機でガンダムをかばって戦死。ちなみに彼女の婚約者のウッディ大尉はジャブロオーでマッドアングラー隊と戦って戦死。

【ティアンム】
連邦軍中将。ソロモン攻略戦の指揮をとる。ソーラーシステムを使用した攻略作戦は功を奏したが、自身はビグ・ザムの攻撃の前に乗艦を落とされ戦死。

とりあえずこんなところで。