今日のルバーブ談義は、
イギリスからグラスキンパーペチュアル、ビクトリアの2品種の種を輸入できたので
その育苗・栽培経験記です。
ルバーブは種から育てると親の形質を受け継がず緑色になってしまうが稀に、
赤茎のものが出現すると外国のサイトでは明言しています。
ところが、ルバーブの苗を販売している日本の複数の育苗業者さんへ問い合わせると、
「外国から種を輸入育苗しているが、日本の気候が合わないせいか緑茎のルバーブしか
発現しない」とのお返事でしたが、そんなことないんですね。
外国のサイトの解説を頼りにして種から育苗し、
稀に生ずる赤茎のものを選抜しようという動機から、
種からの育苗にも挑戦したという訳です。
さて、以上の論調からすると、緑のルバーブは悪者扱い、価値がないが如くいっている
ように聞こえますが1年の栽培経験からすると、
緑色も捨てたものではないんですね。
どなたかが仰っていましたが、
「味覚の緑、見栄の赤」
を実感しています。
14,1.22 種まき
ネット上の栽培マニュアルでは、気温が上昇する5月頃が種まき適期とされていますが、
ルバーブ栽培の本場であるイギリスなど外国のネット上の栽培マニュアルでは加温育苗が
推奨されていますのでそれに従い、早々に種まきしました。
寒地の野菜保存用の発泡スチロール箱の底にタキイのホットバーンを敷いて、
種を撒いたセルトレイを載せるという簡易な加温育苗装置です。
14.1.26 発芽が始まる
種まき後約1週間で発芽が始まりました。
セルトレイの下の赤い板は、タキイのホットバーンです。
14.2.16 子葉展開
子葉2枚が展開するまでは結構時間がかかりました。約1か月。
14.2.18 鉢揚げ
本葉が2枚になったのでポリポットに鉢揚げしました。
種まき後約1か月といったところでしょうか。
14.3.11 畑に定植
本葉が4~5枚に展開し、ポット鉢が手狭に感じられるようになったので、
思い切って畑に定植しました。
そうはいっても秋には、ルバーブの地上部は霜で枯れると聞いていますので、
幼苗が氷点下の気温、遅霜にあったらひとたまりもないことは明白です。
標高750mの当地は、3月になっても氷点下になることは度々ですし、
5月下旬に遅霜がくることもよくあります。
そこで不織布をべた掛けしてリスク回避を図った次第です。
14.10.23 こんな大株になっています
気温も上昇しだした5月以降のルバーブの成長は驚くスピードです。
次々に新芽が上がり、どんどん茎が立ち上がり大株になってきましたのでこの間、
何回も茎を採取し、ジャム、ジュースなどに加工し楽しんだことは言うまでもありません。
ネット上の栽培マニュアルでは、
初年度は株が弱るので収穫は控えた方がいいとされていますが、
5月頃種まき(遅まき)の場合を想定してのことのようです。
14.12.3 畝割りの変更のため一部を移植
何種類ものルバーブを畑のあちこちに植えてしまったので将来、
株数が増えた場合に備えて畝割りを整えるため、
一部の株を移植しました。
「移植」はいいんですけど大変な作業でした。
地下の根部が画像のような大変な大株になっていて、
ツルハシでかなり大回りに掘り起し更にスコップで土揚げし、
それでもゴボウ根の先端部は切断せざるをえませんでした。
14.12.3
イギリスからグラスキンパーペチュアル、ビクトリアの2品種の種を輸入できたので
その育苗・栽培経験記です。
ルバーブは種から育てると親の形質を受け継がず緑色になってしまうが稀に、
赤茎のものが出現すると外国のサイトでは明言しています。
ところが、ルバーブの苗を販売している日本の複数の育苗業者さんへ問い合わせると、
「外国から種を輸入育苗しているが、日本の気候が合わないせいか緑茎のルバーブしか
発現しない」とのお返事でしたが、そんなことないんですね。
外国のサイトの解説を頼りにして種から育苗し、
稀に生ずる赤茎のものを選抜しようという動機から、
種からの育苗にも挑戦したという訳です。
さて、以上の論調からすると、緑のルバーブは悪者扱い、価値がないが如くいっている
ように聞こえますが1年の栽培経験からすると、
緑色も捨てたものではないんですね。
どなたかが仰っていましたが、
「味覚の緑、見栄の赤」
を実感しています。
14,1.22 種まき
ネット上の栽培マニュアルでは、気温が上昇する5月頃が種まき適期とされていますが、
ルバーブ栽培の本場であるイギリスなど外国のネット上の栽培マニュアルでは加温育苗が
推奨されていますのでそれに従い、早々に種まきしました。
寒地の野菜保存用の発泡スチロール箱の底にタキイのホットバーンを敷いて、
種を撒いたセルトレイを載せるという簡易な加温育苗装置です。
14.1.26 発芽が始まる
種まき後約1週間で発芽が始まりました。
セルトレイの下の赤い板は、タキイのホットバーンです。
14.2.16 子葉展開
子葉2枚が展開するまでは結構時間がかかりました。約1か月。
14.2.18 鉢揚げ
本葉が2枚になったのでポリポットに鉢揚げしました。
種まき後約1か月といったところでしょうか。
14.3.11 畑に定植
本葉が4~5枚に展開し、ポット鉢が手狭に感じられるようになったので、
思い切って畑に定植しました。
そうはいっても秋には、ルバーブの地上部は霜で枯れると聞いていますので、
幼苗が氷点下の気温、遅霜にあったらひとたまりもないことは明白です。
標高750mの当地は、3月になっても氷点下になることは度々ですし、
5月下旬に遅霜がくることもよくあります。
そこで不織布をべた掛けしてリスク回避を図った次第です。
14.10.23 こんな大株になっています
気温も上昇しだした5月以降のルバーブの成長は驚くスピードです。
次々に新芽が上がり、どんどん茎が立ち上がり大株になってきましたのでこの間、
何回も茎を採取し、ジャム、ジュースなどに加工し楽しんだことは言うまでもありません。
ネット上の栽培マニュアルでは、
初年度は株が弱るので収穫は控えた方がいいとされていますが、
5月頃種まき(遅まき)の場合を想定してのことのようです。
14.12.3 畝割りの変更のため一部を移植
何種類ものルバーブを畑のあちこちに植えてしまったので将来、
株数が増えた場合に備えて畝割りを整えるため、
一部の株を移植しました。
「移植」はいいんですけど大変な作業でした。
地下の根部が画像のような大変な大株になっていて、
ツルハシでかなり大回りに掘り起し更にスコップで土揚げし、
それでもゴボウ根の先端部は切断せざるをえませんでした。
14.12.3