先生という呼び名

2014年03月27日 17時27分37秒 | + プラス
そもそも先生とは何だろう。
goo辞書によれば以下の通り
1 学問や技術・芸能を教える人。特に、学校の教師。また、自分が教えを受けている人。師。師匠。「国語の―」「ピアノの―」
2 教師・師匠・医師・代議士など学識のある人や指導的立場にある人を敬っていう語。呼びかけるときなどに代名詞的に、また人名に付けて敬称としても用いる。「―がたにお集まりいただく」「―、お元気ですか」「鈴木―」
3 親しみやからかいの意を含めて他人をよぶこと。
「ははあ―今日は宅(うち)に居るな」〈漱石・彼岸過迄〉
4 自分より先に生まれた人。年長者。
「年の賀も祝はれず、―にはあるまじきことなり」〈鶉衣・戯八亀〉

身近にあるものとしては1や2に該当しそうな気がします。

実は4月に新人が入ってくるにあたり、
上の先輩達をどういう敬称で呼ばせるか…ちょっと悩んでいます。
とりあえず伝統的に役職がついている人に対しては
“先生”と呼ぶように代々申し送りされていたようです。
けど私のような中途採用組にはそういった教えは無く、お任せだったようです。
なんで私は職場のトップ2に対して“先生”付けてますが、
その他の先輩には“さん”付けで呼んだりしています。
ちなみに同期は所謂“先生”枠が広いようです。

ところで先程、先生の意味について記載しましたが、
実は薬剤師同士でも“先生”と呼びあったりします。
また薬剤師とは別に前の職場では仕事に関わる病院の職員を“先生”って呼んでました。

余談ですがこのブログに何回か登場するお方、
ブログ「セスナに乗ってみた」
に対しては代々、○○先生って呼ぶように申し送りされてましたが、
友人関係になった今となっては○○さんと呼ぶようになりました。
正直、今でも違和感を感じるのですがまあ良いかって感じです。

この薬剤師同士が“先生”って呼びあうのはもう慣れてしまってるワケですが
傍から見ると、違和感を感じる人が居るようです。
病棟の看護師さんには「薬剤師さんって先生って良いあうんですね」
って言われたりもしました。

薬剤師を先生と呼ぶことに対しては医者と対等だと勘違いした自惚れ云々だとか、
“先生”と呼ばれる自覚を持ってだとか賛否両論ありますが、
そういう問題は別にして私は“先生”を付ける方が当たり障りがなくて楽っていう考えがあります。
先程、前職では“先生”と呼ぶようにしてたと書きましたが、
要は“先生”と呼んだ方が“さん”って呼ぶよりも
ちょっと敬った言い方だし、考えなくても良いか~っていう感覚です。
辞書にあるような敬う感覚が無いわけではありませんが、そこまで祭り上げるというものはありません。
私もメーカーの方が資料とか持ってくれば“先生”って呼ばれますが、
相手の立場を考えると、その方が楽だと思うのでそのままにしています。

だけど実習で学生がやってきて“先生”って呼ばれうと何だかこそばゆい。
“先生”って呼ぶなって言ってますが、やはり“さん”だと抵抗あるようで
結局は“先生”って呼ぶ方が楽なようです。
大学で研究している親友は授業も持っていて文字通りの“先生”なワケですが
そういう呼ばれ方をするのを非常に嫌がってました。
研究室の教え子には“さん”で呼ばせていましたが、
今はどうなっているのやら…流石にもう“先生”って呼ばれても良いと思うし、
そろそろ慣れた頃じゃないでしょうか。

さて1年生にはどう説明するか。
とりあえずは伝統的な申し送りをして、後は個々に任せることになると思います。
皆のキャラクターもあるし、結局はなるようにしかならないなぁと
そういえば社会人1年目の時も上司を○○次長か○○さんと呼ぶかで迷ったなぁと。
結局は会社全体で“さん”付けで呼ぶ週間があったのですが、
今の職場って肩書きで呼ぶので、本当に不思議な感じです。
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