副反応と副作用

2021年07月15日 23時29分27秒 | 自己満足的疑問解決
薬に関して言えば一般的に悪い作用は“副作用”という言われ方をしていましたが、
コロナのワクチンに関しては“副反応”という言葉が使われ始めました。
あまりにも日常的に使われているので、もう慣れてしまったのだけど
副作用と副反応、意味は違うのか?色々調べてみました。


この名鉄病院がオープンにしている表からすると

副反応…通常みられる反応
副作用…異常な反応     という簡潔的な定義。

けど薬の副作用の中には作用機序がわかっているものもあるので、
(ロキソニンで胃が荒れるとか)しっくりくるようなこないような感じです。

なんとなく納得できる説明があったのは以下のサイト
ワクチンの副反応について こどもとおとなのワクチンサイト

そもそも言葉の定義として
有害事象(治験やってると当たり前の言葉です)…因果関係の有無を問わず、
医薬品の投与などの医療行為を受けたあとに生じた医療上のあらゆる好ましくない出来事

副作用…医薬品の主な作用を主作用といい、その主作用と異なる作用
(私はどっちかと言えばこっちで教わりました)

副反応…ワクチン接種による(狭い意味での)副作用と接種行為が誘因となった有害事象


ここで特記すべきはワクチンに絞って使われたことばというのが大きいように感じます。
そもそも副反応って言われ始めたのはコロナワクチンが出回ってからなので。

そんなワケで最近、よく見られる“副反応”という言葉は
個人的にはワクチンに限定して使っていこうと思うのですが、どんな感じでしょうね。

ちなみに副反応、副作用を英訳すると
どちらもside effects だそうです。


海外じゃあいちいち区別してなのか?
副作用=悪というイメージなので、ワクチンを浸透させるため
何となく言葉を柔らかくしたって感じですかね??
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