私が一回生の頃は薬学部は全国で国公立私立合わせて46大学でしたが、今はいくつになったのでしょう?地方は薬剤師が不足しているとの声と小泉改革も手伝って竹の子のように新設薬学部が増えています。2年浪人して必死になって薬学部に入学した私にとって、バナナが叩き売りされたみたいで、嫌なものです。名目は先程の薬剤師不足の解消と薬学部同士で競争させ合いレベルの高い薬剤師を育成するだとか…。まもなく薬剤師過剰時代が到来するのに 可笑しな話です。また薬学部の学生を量産したって、質が下がるだけの気がします。そう考えるとやっぱり一番の目的は¥でしょうか?薬学部って設備に金がかかって儲かる実感がないのですが…。まぁ薬剤師が増加することを良しとして見てみれば、薬学部出身のMRが増えるかも知れません。文系を差別するわけではありませんが、やっぱり薬のことは薬剤師が担って欲しいと思ってます。また薬学部へのハードルが低くなった分、セカンドスクールとして薬学部を選ぶ人が増えるかも知れません。でも薬剤師が増える分、希少価値が下がることを覚悟すべきだと思います。薬剤師免許があれば喰っていける最高の時代は終わると言っても過言ではないのです。薬学部の学生は薬剤師免許+αの取得を考える必要が出てくると思います。(私事ですが、修士+αとしてTOEICとか受けまくってます。)薬剤師免許だけで満足している学生が多い中(私もそうでした)、自分を研くという意味で考え直す時なのかもしれません。今回は導入です。次は不定期ですが、薬学部六年制の愚痴を吐きます。
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「バナナが叩き売りされたみたいで、嫌なものです」という言葉、同感です。
薬学部をここまで乱立させる意味が分かりませんよね。
大学の教授は、今後薬学部は入り口は広げるけれど(入れる人数は増えるけど)、出口を絞る(国家試験の合格率を下げる)とおしゃってました。
確かにそのようなことをしないとバランスがとれないし、薬剤師の質が下がる一方ですよね。
「+α」について、私も何か実行していこうかな…(もうじき春休みも始まりますし!)と考えています。
うちは大学には
フライトアテンダント(スッチーの方が言いやすい…)
や消防士になる(院生やのに)って連中がいます。
薬学部→薬剤師って垣根を乗り越えて
自分のしたいことに挑戦してください(偉そう…)
国試の話ですが、ひょっとしたら定員制に
なったりするんじゃないかな?なんて予想してます。
そうしないと需要と供給のバランスが狂いますし…
しかし人が多いことで薬剤師としての道が
いい意味で違った方向に行くんじゃないかとも
思ってます。
知り合いの話ですが栄養士の資格とって
栄養管理薬剤師?を目指す人もいます。
薬剤師って中途半端な反面、どのようにも
変化が可能じゃないかと・・・・
そんな意味で+α頑張ってくださいね。