29日に田無にある施設を訪問しました。雨でしたが近くの田無山総持寺と田無神社に寄ってみました。
総持寺は、明治8年、3寺が合併して創建されたお寺で、関東三十六不動霊場の第十番札所に数えられ、新東京百景にも選ばれています。立派な山門と大きなケヤキのある境内では、だるま市、梅の市などが行われます。
欅の木は、田無地域における最大級の単幹樹木で、市内の巨樹が近年とみに減少している中で貴重な存在です。天保13年(1842年)から嘉永3年(1850年)にかけて西光寺(現總持寺)の本堂を再建した折に、その落慶を記念して境内に植えた樹木の内の1本であると言い伝えられています。あまり大きいので、近くでは写せなかったので、外に出て撮りました。
こちらは、田無神社です。
創建が鎌倉時代と伝えられている田無神社は、本殿、拝殿が東京都文化財に指定されています。黄葉が美しいイチョウがある境内では、わんぱく相撲田無場所や青空骨董市などが行われます。
大鵬が協力して作られた土俵です。
本殿
安政5年(1858年)に建築したもので、全面に極めて優れた彫刻があり、江戸の堂宮建築の高度な水準を示す貴重な建物となっています。
田無神社の御神木はイチョウです。