ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

築地本願寺・築地小劇場跡

2014年07月02日 23時37分37秒 | 訪問地周辺散策

築地にある施設を訪問しました。

有名人の葬儀が多く行われことでも有名な築地本願寺の近くです。

本願寺は、1617年に東日本橋に立てられたが明暦の大火で焼け築地に移転した。移転する際、この地を埋め立てたため築地(地を築く)という名になったとうことで、築地のランドマークになっているようです。

本願寺のHPより:築地本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、京都の本願寺(西本願寺)が本山です。創建時は浄土真宗本願寺派の全国各地にある別院「築地別院」として建立されました。
そして2012年4月1日より、ここ東京首都圏の拠点として直轄寺院となり、正式名称が「築地本願寺」と改められました。

何度が訪れているのですが、敷地内の周辺を散策して見ました.

これは「台湾物故者の霊」です。碑の裏側に回って由来を読むと、当初は『台湾各地に散在する日本人(中略)一万三千余人の遺骨が納められた』のですが、その後、『戦後故国(※台湾)へ引き揚げて亡くなった方あるいは台湾縁故者で戦前故国へ帰還して亡くなった方の遺骨も(※分骨して)昭和六十年九月以降ここに納めることにした』とあります。

そのほかにもいろいろな方の墓がありました。

この詩にうたれて写真を撮りました。

施設に向かう交差点でプラタナスの木がかわいそうな状況になっていました。

訪問施設は築地小劇場の跡地にありました。大正13年(1924年)、小山内薫、土方与志らは、歌舞伎の伝統からまったく離れた思想の器としての写実的演劇をめざし、演劇革新ののろしを上げました。築地小劇場はその拠点で、専ら翻訳劇(ゴーリキーやチェーホーフなどの戯曲)、創作劇の上演をしていました。小劇場は小山内の死後、分裂、解散しました。

帰りは日比谷で降りて公園を横切って会社に戻りました。心字池にサギが佇んでいました。

噴水の涼しさが欲しい暑さでした。バラの花が少し咲残っていました。

コメント
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