ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

志村一里塚・延命寺

2014年10月18日 23時03分46秒 | 訪問地周辺散策

16日に志村にある施設を訪問しました。3回目ですが、いつも直行直帰で周りを見る余裕がありませんでした。今回は近くに延命寺があるというので、寄ろうと思って少し早めに会社を出ました。志村坂上の駅降りたら、一里塚が近くあるというので、最初にこちらに行きました。出口のところに板橋十景の碑がありました。後ろが一里塚でした。国道17号線の両側に塚がありました。こちらは周りに古い町並みが保存してありました。17号から少し歩いて延命寺に向かいました。突き当りに公園がありました。見次公園です。坂を下って池に出ました。釣り人が大勢竿を垂らしていました。坂を上って少し行くと延命寺に着きました。弘法大師にまつわるお寺さんのようです。志村延命寺は、大永4年(1524)に志村城が落城した際、見次権兵衛が庭先でわが子の討たれる姿を見て、戦国の無情を感じ、居宅を寺として創建したと伝えられます。境内には、区内最古の建長4年(1252)の板碑やいぼ取りの通称「蛸薬師」として信仰をあつめた正保4年(1647)の庚申塔があるそういです。本堂です。江戸時代には熊野神社の別当となっていた他、享保年間には将軍家御膳所となっていて、明治21年には志村村役場が置かれていたそうです。豊島八十八ヶ所霊場22番、北豊島三十三ヶ所霊場24番札所になっているようです。ただし、明治36年3月の火災の時、鐘楼・山門を残してすべての堂字を焼失し、仏像・宝物・古文書類等一切を失ってしまったようです。鐘楼です。鐘楼の他にもいろいろな鐘がありました。お地蔵さんは屋根つきのところに並んでいました。こんなのもありました。

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