何度か前を通っているのですが入ったのは2度目です。今回は江戸名所図会めぐりでまとめてみました。江戸名所図会より
ー江戸名所図会ー砂尾不動院。橋場寺と号す。渡場の少し南の方の道より右にあり。(中略)本尊に不動明王の像を安ず。縁起に曰、本尊不動明王は良弁僧都相州大山寺にありし頃、彫刻ありし三体の一にして、彼寺の本尊と同木同作なり。(お寺さんのHPより)
図会で奥に描かれているのは関東大震災で焼失して板橋区に移転した総泉寺です。手前に不動と書かれているのが不動院です。山門
お寺さんのHPには橋場寺不動院となっています。
狭い参道を通って本堂です。現在の本堂は弘化二年(1845)の建立だそうです。
不動明王(お寺さんのHPより)
★ランドマーク不動院:不動院は、天平宝字4年(760)に法相宗寺院として創建、寂法相宗昇和尚が宝亀4年(774)に当寺住職となり開山したといいます。寛元年間(1243-1246)に砂尾長者が開基となり、天台宗に改めたといいます。本堂の前にある水盤は弘化4年(1847年)と記載されているようです。
この銀杏の木は樹齢七〇〇年で、隅田川往来の目印になったようです。図会では本堂の奥に銀杏の木らいいものが立っています。手前は松の木のように思えますが。
こちらは墓の中にある水子無縁地蔵のようです。古地図に病院と書込みましたがここに6カ月ほど入院し、リハビリで通院していたので、この周辺を時々散策しました。今回は不動院と長昌寺を散策しました。