シリア反政府派がイスタンブールのシリア領事館にデモ

２月６日　３００～４００人のシリア人とトルコ人のデモ隊が、イスタンブールのニシャンタシュにあるシリア領事館前に集まり、建物にものを投げたりし、バシャル・アル・アサド大統領体制反対のスローガンを叫びました。

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デモ隊が領事館になだれ込もうとしたため、警察が催涙ガスを使って、デモ隊を蹴散らしました。

アサド大統領退陣を叫ぶのはいいけれど、おしゃれショッピングの町ニシャンタシュで暴れないでくださいね。

デモは各国に飛び火、イスタンブールにつづいて、アテネ、ベルリン、カイロ、クエート、ロンドン、キャンベラなどのシリア大使館前で同様のデモが行われました。

シリア＝トルコ国境でシリア政府軍の砲火

２月５日　トルコ国境近くのシリアのアイン・アル・ベルダ村の反政府勢力を絶滅しようと、シリア政府軍が４日から夜を徹しての砲撃を行い、トルコ南部ハタイ県のトルコ住民を脅えさせました。

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トルコ南部の都市ガジアンテップの南７０キロのシリアの町キリス近くで、「自由防衛隊」というグループの活動家が、シリア国旗を振り、アサド大統領の退陣を求めるスローガンを叫びました。

トルコのハタイ県の住民によると、４日はシリア政府軍のマシンガンの銃撃音が夜中まで響いていたそうです。
ある住民は「とても恐ろしかった。うちの衛星放送用のアンテナがシリア軍の銃弾で壊されたんですから」と言っています。冗談じゃないですよね。
トルコのダウトオール外相はハタイ県知事に電話で状況を問い合わせました。

昨３月にシリア政府に対する反政府運動が始まって以来、約７５００人のシリア人が政府の弾圧を逃れて、トルコに逃げ込んでいます。その多くはハタイ県のキャンプにいます。

エルドアン首相も、かつての盟友バシャル・アル・アサド大統領の退陣を迫っています。

嵐で外国貨物船が黒海で遭難。乗組員3人救助

2月3日　このところの悪天候で、海も大荒れだったようです。31日夜、カンボジャ国籍の貨物船が、トルコ北部ゾングルダク県エレーリ港沖で沈没、ウクライナ人の乗組員2人と女性コック1人が救助されました。

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大荒れの海で捜索もかなわず、今日、ようやくダイバーが沈んだ船内で2人の遺体を見つけました。乗組員はウクライナ人10人、グルジア人1人、船はロシアからトルコのイズミルへ金属スクラップを運ぶ途中でした。

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救出された女性コックのラリサさん

「貨物船は天候の悪化で、エレーリ港に入ろうとしたが、まにあわず、沈みはじめたら２，３分で沈没したようです。まだ、他の乗組員の生存をあきらめていません」と、ゾングルダックのエロル・アイユルドゥス知事。今日もヘリコプターが海上の生存者を探しています。

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