トルコのトピックス

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アゼルバイジャン人が20年前の虐殺に抗議してイスタンブールでデモ

2012年02月27日 | 国際
2月27日 アゼルバイジャン人が20年前のコジャリ虐殺に抗議してデモ・・・と言われても、日本人にはぴんとこないかも。
20年前のナゴルノ・カラバフ紛争のとき、何百人ものアゼルバイジャン市民がアルメニア軍に虐殺されたとして、アゼルバイジャン人たちが抗議デモを行ったのです。

 Hurriyet

27日、何千人もの人々がイスタンブールのタクシム広場に集まりました。トルコ全土に住むアゼルバイジャン人はバスで来ましたが、デモに参加するためにアゼルバイジャンからやってきた人も大勢いました。
「アルメニア人が同胞を殺したと、声を大にして叫びたい。世界の人々は、いわゆる“アルメニア人虐殺”を知っているが、だれも20年前、コジャリで起こった事件を知らない」と、1人のデモ参加者がみなを代表して言いました。

「虐殺を非難されるべきはアルメニア国家であって、アルメニア人ではない」と、アンカラ在住のアゼルバイジャン人学生。
ナゴルノ・カラバフ紛争では何百人ものアゼルバイジャン市民が殺されました。その多くは女性と子供です。
国際的オブザーバーによると、613人の市民の殺害にアルメニア軍が関与し、ロシア兵も助力したということです。


 べルギーで近くモスクの建設が始まる

“セリミエ・モスク”という名のモスクの建設が、ベルギーの首都ブリュッセルで3月4日から始まります。
 Hurriyet
写真は現在、ドイツのケルンで建設中のモスク


モスクの設計はトルコ人建築家シェフィク・ビルキエさん。5階建て、270平米のエリアで750人が礼拝できるそうです。
設計はトルコとヨーロッパの建築様式を取り入れたものになるでしょう。   
セリミエ・モスクの完成は2年後、予算は400万ユーロです。


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映画「征服1453年」が世界を征服

2012年02月27日 | 文化
2月26日 ファルク・アクソイ監督の話題の映画「征服1453年」がまもなく世界を征服しそうです。2月16日の封切り以来、トルコでは全国民が見そうな勢い。

Sabah
映画「征服1453年」のポスター


現在、トルコ全国の850の映画館とヨーロッパの170の映画館で上映中の「征服1453年」(原題Fetih 1453)は封切り後の1週間で150万枚のティケットが売れたそうです。

この映画がとくに人気なのは中東と北アフリカですが、ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリア、フランス、イギリス、スイス、北キプロス、インドネシア、マレーシア、ロシア、アルバニア、ボスニア=ヘルツェゴビナ、セルビア、マケドニア、コソボ、ルーマニア、ギリシア、韓国、タイ、日本、アメリカでも、まもなく上映されるでしょう。・・・よかったわね、日本でも見られますね!

サウジアラビアは何年間も映画館の営業が禁止されていますが、この映画は特別上映するようです。

「征服1453年」はトルコ映画史上最高の1700万ドルをかけて製作されました。完成までに3年、映像効果はアメリカとメキシコで行われました。
上映時間は160分。2万5000人のエキストラが動員されました。

撮影はアリベイキョイに造られたセットで行われ、高さ100メートルの城壁も造られました。

これは映画と関係ない絵ですが、私はこのシーンが早く見たいです。
21歳の若きスルタンが白馬に打ち乗り、エディルネ門から堂々の入城を果たすシーンです。
早く見たいよ~!
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