トルコのトピックス

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ビザンティンの城壁がホテル建設のためダメージ

2012年02月23日 | 文化
2月23日 イスタンブール旧市街の中心スルタナメットの保護地区にあるビザンティンの宮殿の城壁が、ホテル建設のため取り壊されたり破壊されたと、多くの学者たちが怒りを募らせています。

 Hurriyet

イスタンブールの考古学博物館の専門家が調査を指揮していたにもかかわらず、損壊や取り壊しが行われ、5階建てのホテルが建ってしまったなんて、どういうことなのでしょう? 城壁の取り壊しは法律的にも許可されていません。

ボアジチ大、イスタンブール大、ウルダー大、マルマラ大、カッパドキア大、イスタンブール工科大の歴史・美術・建築の学者51人が、破壊に抗議する共同声明を発表しました。
2011年12月15日、区の担当官が宮殿の破壊を知り、ファティフ区に報告して、状況が明るみに出たそうです。
「歴史的遺物保護財団」の報告書によると、この建設はすぐにストップされるはずです。

近くのエルシン・ホテルの建設中にも同様な問題が起こりましたが、ホテルはいま文化遺物を保存し展示して、博物館ホテルとして営業しています。


  トルコ映画「征服1453年」、ドイツでは16歳以下は見られません

話題のトルコ映画「征服1453年」はドイツでは16歳以下は観賞禁止になりました。
封切り後3日間でこの映画を見た人は10万4000人!すごいですね。トルコ人移民は子供を連れて行けなかったことに苦情を言っています。

 Hurriyet
こんな斬首シーンは16歳以下には見せられない?


トルコでは2月16日に封切られた「征服1453年」は、たった4日間で記録破りの1200万リラを稼ぎました。
この映画は全国の850の映画館で上映され、100万人が見たといわれます。


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「ギリシアはトルコに島を売ったら?」とオーストリア商工会議所会頭

2012年02月23日 | 国内
2月22日 「ギリシア政府がいくつかの島をトルコに売るというジェスチャーを見せたら、ギリシアに対するヨーロッパの否定的な姿勢も和らぐかもしれない」という発言、いいアイディアかも。

 Hurriyet

「そうすることで、ギリシアは統治権の一部をギブアップしてもよいという姿勢を象徴的に示すことができるだろう」と、オーストリア商工会議所のクリストフ・レイトゥル会頭が最近、「プロフィル」誌のインタビューで語ったそうです。「ギリシアは自分が受けた援助に謝意を表わすことが重要だろう」

レイトゥル会頭は「このアイディアはキプロス紛争の解決の一助にもなるだろう」とも言っています。「ギリシアには屈辱的に思えるかもしれないが、全ヨーロッパの極右の人々に肯定的なインパクトを与えるだろう」

しかし、駐オーストリア・ギリシア大使のテミストクリス・ディミディスは「深い悲しみ」を表明し、「この発言は悪い冗談のように聞こえる。ギリシアは決して国土をギブアップしない」と語りました。

・・・エーゲ海の島は3000もあるじゃないの。2つ3つ売って、少しは借金軽くすれば。
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