イスタンブールの市バスに火炎瓶が投げられた

３月３１日　今日、イスタンブールのシシリで、マスクをした１５人の集団が市バスに火炎瓶を投げました。

　Hurriyet

バスの運転手はすばやく車から降りて逃げたので無事でした。バスは駐車場に停まっていて、乗客はいませんでした。
消防がすぐに鎮火したので、バスは前部を焼いただけでした。
警察が防犯カメラの映像を調べ、事件の捜査を始めました。

・・・シシリは日本人も住んでいるし、私だってイスタンブールに行けば歩くし、いやですね。せっかくＰＫＫが休戦しそうなのに、またヘンなテロ集団が出てくるのかと心配です。

　　「ＰＫＫ武装メンバーは撤退前に武器を捨てるべきだ」エルドアン首相

ＰＫＫの武装メンバーは、要らぬ衝突を避けるため、トルコを撤退するまえに武器を捨てるべきだと、エルドアン首相は言いました。
「武器を持たない者に向かってくる者はいない」と、３月２９日、首相はＣＮＮトルコのライヴで語りました。

　Hurriyet

トルコ領内には１５００～２０００人の武装メンバーがいると治安部隊は言っています。
服役中のＰＫＫのリーダー、アブドゥラ・オジャランは、春の祭ネヴルスに、休戦を宣言し、武装メンバーに撤退を求めました。

「おそらく彼らはイラクか、シリアか、ヨーロッパ、とくにスカンジナヴィア諸国に行くでしょう。私にはわかりません。私にとって重要なのはわが国の平和です。彼らが出て行けば、国内の空気が変わるはずです。われわれは彼らの撤退後、中東の経済を盛り上げます」と首相は言いました。

オジャランの釈放は絶対ない
目標を達成するためには武力でなく、政治的手段をとるように、政府はクルドの人々に提案していると、エルドアン首相はくり返しました。
首相はまた、このプロセスの終了後も、オジャランが釈放されることはないと強く言いました。

このプロセスの推進について、一般の理解を促すための“賢人委員会”を組織することにも首相は触れました。全国の７つの地方に委員会を組織し、委員会は７人の委員で構成されます。
「委員はＮＧＯを訪ね、会議を開き、一般の認識を深めるために働きます。早く行動に移し、この仕事は１か月で終わらせたい」と首相は言っています。

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