4月17日 国民投票の結果 イエス票 51.47%(25,156,860票)
ノー票 48.59%(23,777,014票)
僅差でイエス票の勝利となりました。
ノー票 48.59%(23,777,014票)
僅差でイエス票の勝利となりました。
「わが国の統治システムを大統領制に変える憲法改正に関する国民投票は、トルコのすべての人々の勝利となった」と、エルドアン大統領は選挙後初の記者会見で発言をしました。
Hurriyet
「4月16日は、8000万の人々、81の県、789,000平方キロの国土を持つトルコの勝利の日であり、投票したすべての人々の勝利の日です」とエルドアン大統領は、イスタンブルのフベル宮殿で行われた記者会見で言いました。「国民投票では東部の人たちが2500万票を投じてくれました」
エルドアン大統領はまた、新しい統治システムの決定を歴史的決定と呼び、新しい大統領職を支持した市民の支援に感謝しました。「今日、トルコは、200年間討論されてきた統治システムについて歴史的決定を下しました」と大統領は言い、イエスかノーかにかかわらず、投票に行ったすべての人に謝意を述べました。
「憲法改正は通常の変化ではありません。これには非常に意味があります。完全に市民の手で統治システムを変えるのは、初めてのことです。その意味で、今回の投票結果はとても重要です」とエルドアン大統領は言いました。「今回の国民投票で、既成のものを守るの容易ですが、変化させるのは困難です。神の恵みで、われわれは困難なことを達成しました。私たちは最も重要な統治改革を、国民の支持を得て実現しつつあるります」大統領はまた、東部と南東部の諸県の票がとりわけ重要だったと力説し、南東部のすべての県で、支持票が10~20%増加したと言いました。大統領はまた、すぐに首相とMHPの党首とともに、死刑の復活を討議したいと言いました。
「首相もバフチェリ氏も支持すると思う。クルチュダルオール氏(CHPの党首)も、支持すると言っている。みなが支持すれば、私も承認する。でなければ、この問題について、また国民投票をしてもよい」と、エルドアン大統領は言いました。
エルドアン大統領はまた、新しい統治システムの決定を歴史的決定と呼び、新しい大統領職を支持した市民の支援に感謝しました。「今日、トルコは、200年間討論されてきた統治システムについて歴史的決定を下しました」と大統領は言い、イエスかノーかにかかわらず、投票に行ったすべての人に謝意を述べました。
「憲法改正は通常の変化ではありません。これには非常に意味があります。完全に市民の手で統治システムを変えるのは、初めてのことです。その意味で、今回の投票結果はとても重要です」とエルドアン大統領は言いました。「今回の国民投票で、既成のものを守るの容易ですが、変化させるのは困難です。神の恵みで、われわれは困難なことを達成しました。私たちは最も重要な統治改革を、国民の支持を得て実現しつつあるります」大統領はまた、東部と南東部の諸県の票がとりわけ重要だったと力説し、南東部のすべての県で、支持票が10~20%増加したと言いました。大統領はまた、すぐに首相とMHPの党首とともに、死刑の復活を討議したいと言いました。
「首相もバフチェリ氏も支持すると思う。クルチュダルオール氏(CHPの党首)も、支持すると言っている。みなが支持すれば、私も承認する。でなければ、この問題について、また国民投票をしてもよい」と、エルドアン大統領は言いました。
クルド系が大半の東部でイエス票がのびた
親PKK(クルど労働者党)の人民民主党(HDP)は、国民投票でノー票を支持していましたが、クルド系市民が圧倒的に多い東部、南東部で、イエス票がのびました。
Sabah
ディヤルバクルで投票するクルド系女性
HDPが強いハッカリ県で、イエス票が32.35%を占めました。2015年11月の総選挙では、AKPとMHPの得票は合計14%でしたから、17.6%も激増したことになります。シルナク県ではイエス票が28.41%でしたが、2015年11月の総選挙時のAKPとMHPの合計にくらべると、16.29%の増になります。
ムシュではイエス票が、僅差ながらノー票に勝ち、50.60%になりました。2015年11月の選挙では、AKPとMHPのトータルで35.2%でしたから、これは15.4%の増加になります。東部のアール県では、イエス票は43%でしたが、2015年には27.4%でしたから、15.6%増の大躍進といえます。
ムシュではイエス票が、僅差ながらノー票に勝ち、50.60%になりました。2015年11月の選挙では、AKPとMHPのトータルで35.2%でしたから、これは15.4%の増加になります。東部のアール県では、イエス票は43%でしたが、2015年には27.4%でしたから、15.6%増の大躍進といえます。
トルコ全土でキリスト教徒たちが復活祭を祝った
トルコ全土で多くのキリスト教徒たちが復活祭を祝ったと、ド-アンニュースが報じました。
Hurriyet
ミサが多く行われたのは、南部ハタイ県、メルシン県、マルマラ地方のエディルネ県、南東部のマルディン県です。イスタンブルでは、多くのキリスト教徒が、フェネル・ギリシャ正教会のディミトリ・バルトロメオス総主教が主宰するミサに出席するために、アヤ・ヨルギ教会に集まりました。マルディンのシリアク・キリスト教徒も、国民投票をすませた後、クルクラル教会で復活祭を祝いました。
エルドアン大統領は、4月16日、復活祭を祝うキリスト教徒たちに「ハッピー・イースター」のメッセージを送ったと、アナドル通信が報じました。「わが国民が、自分の宗教、文化、伝統に従って自由に暮らせることに、われわれは重きを置いている。文化や民族の差異こそが、トルコの豊かな遺産だ」と大統領は言っています。「この国で何百年もつづいてきた異なる宗教の共存が世界の模範となることを願う」
エルドアン大統領は、4月16日、復活祭を祝うキリスト教徒たちに「ハッピー・イースター」のメッセージを送ったと、アナドル通信が報じました。「わが国民が、自分の宗教、文化、伝統に従って自由に暮らせることに、われわれは重きを置いている。文化や民族の差異こそが、トルコの豊かな遺産だ」と大統領は言っています。「この国で何百年もつづいてきた異なる宗教の共存が世界の模範となることを願う」
Sabah
ユルドゥルム首相は文書でキリスト教徒たちに、復活祭の祝いを送りました。「トルコでは何百年間も、教会とシナゴーグとモスクが同じ通りにあった。これこそが平和と寛容のシンボルだ」と首相は言っています。ナビ・アヴジュ文化観光相も、16日、復活祭の祝辞を文書で送っています。アヴジュ観光相は、異なる文化、伝統、信仰を尊重することの重要性を力説しています。
トルコには現在、約15万人のキリスト教徒がいると思われます。キリスト教徒は、イエス・キリストが十字架に架けられた後、よみがえった日を復活祭と考えています。
トルコには現在、約15万人のキリスト教徒がいると思われます。キリスト教徒は、イエス・キリストが十字架に架けられた後、よみがえった日を復活祭と考えています。
「ときどきダイアリー」ヘ