4月19日 4月16日の国民投票の結果に抗議して全国でデモが行われ、少なくとも49人が拘束されました。
Hurriyet
アンタリヤ県では、14人のプロテスターが警察に拘束されました。アンタリヤでは選挙民の大半が国民投票に“ノー”と言っています。4月17日の夜9時、50人ほどの人々が、アンタリヤの中心「ハドリアヌスの門」の前に集まり、国民投票の結果に抗議しました。
4月16日、トルコ人の多くは、議会制を大統領制に変えるか否かを決める国民投票に投票しました。“イエス”が僅差で勝ちましたが、“ノー”の投票者たちは結果を拒否しました。多くの野党グループは、選挙は反則と不正が行われたと言っています。
最高選挙委員会(YSK)が、投票当日、不意に、封印されていない投票用紙を有効として受けつけると決めたことが、反対派の怒りをあおりました。警察はプロテスターたちが声明を読みあげたり、スローガンを叫ぶことを禁じ、デモは認可されていないとして、解散するよう警告しました。デモ隊が去らずにいると、警察は催涙ガスと水砲を使って散会させました。
4月16日、トルコ人の多くは、議会制を大統領制に変えるか否かを決める国民投票に投票しました。“イエス”が僅差で勝ちましたが、“ノー”の投票者たちは結果を拒否しました。多くの野党グループは、選挙は反則と不正が行われたと言っています。
最高選挙委員会(YSK)が、投票当日、不意に、封印されていない投票用紙を有効として受けつけると決めたことが、反対派の怒りをあおりました。警察はプロテスターたちが声明を読みあげたり、スローガンを叫ぶことを禁じ、デモは認可されていないとして、解散するよう警告しました。デモ隊が去らずにいると、警察は催涙ガスと水砲を使って散会させました。
J.グッドゥィンの「イエニチェリの木」がTVと映画化
ジェイソン・グッドゥィンの小説「イェニチェリの木」は、日本でも「イスタンブールの群狼」という題名で早川書房から訳書が出ましたから、お読みになった方も多いでしょう。
Sabah
ハベルテュルクによると、英国の有名作家ジェイソン・グッドゥィンの小説「イエニチェリの木」が、ハリウッドでテレビ・シリーズになり、イスタンブルで映画化されるそうです。グッドゥィンの小説は、オスマン時代のイスタンブルを舞台にしたミステリーで、ヤシムという名の宦官が探偵役を務めます。
1830年代、堕落し暴徒化したイエニチェリは、西洋式の軍隊にとってかわられます。イエニチェリ制の廃止によって起こった混乱の中で、ヤシムは次々に出てくる死体の謎を解明しようとします。
プロデューサー、エムレ・シャヒン氏によると、シリーズはトルコで撮られ、脚本は英語です。シャヒン氏によると、配役はトルコと外国の俳優のミックスにし、“世界的な映画”にするつもりだと言っています。主役はハリウッドスターになる可能性が大きいそうです。
1830年代、堕落し暴徒化したイエニチェリは、西洋式の軍隊にとってかわられます。イエニチェリ制の廃止によって起こった混乱の中で、ヤシムは次々に出てくる死体の謎を解明しようとします。
プロデューサー、エムレ・シャヒン氏によると、シリーズはトルコで撮られ、脚本は英語です。シャヒン氏によると、配役はトルコと外国の俳優のミックスにし、“世界的な映画”にするつもりだと言っています。主役はハリウッドスターになる可能性が大きいそうです。
Sabah
イスタンブルのスルタナメット広場に立つグッドゥィン氏
シナリオライターは、TVシリーズ「シャーロック」をヒットさせたステファン・トムプソン氏で、脚本製作に着手しています。シャヒン氏は「イエニチェリの木」のほかにも、オスマン帝国史を題材にしたTVシリーズを企画していると言っています。
製作会社はLAにある「カルガ・セザン映画」。レッド・アロウ・エンタテイメント・グループに所属するエムレ・シャヒン氏と共同で設立された会社だそうです。
・・・早く映画できるといいなあ。私、本、読んでいますから、早く見たくて、うずうずします。
製作会社はLAにある「カルガ・セザン映画」。レッド・アロウ・エンタテイメント・グループに所属するエムレ・シャヒン氏と共同で設立された会社だそうです。
・・・早く映画できるといいなあ。私、本、読んでいますから、早く見たくて、うずうずします。
イスタンブルの歴史的鉄道駅で、ティー・フェスティバル
4月29日、30日、イスタンブルで「第1回ティー・フェスティバル」が行われます。“お茶好き”たちが歴史的なハイダルパシャ駅に集まるでしょう。
Hurriyet
2日間、イスタンブルっ子たちは、世界のさまざまなお茶を味わい、さまざまなお茶の作法や習慣を体験するチャンスに恵まれます。フェスティバルには世界のお茶生産会社が参加します。フェスティバル中は、お茶文化のワークショップやパネル・ディスカッション、パーフォマンスなどが行われ、いろいろなお楽しみイベントもあります。
「ときどきダイアリー」ヘ