アタテュルク空港の乗降客数が欧州トップ５空港の最高に

９月１４日　イスタンブル・アタテュルク空港の乗降客数が、ヨーロッパの主要空港トップ５の中で最高の増加率を示したと、９月１３日、「ＡＣＩヨーロッパ」（国際空港協議会ヨーロッパ）が発表しました。

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イスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港、アンタリヤ空港、アンカラのエセンボーア空港など、トルコの他の空港も、７月、乗降客数を大きくのばしました。「ＡＣＩヨーロッパ」の報告書によると、トップ５のヨーロッパ空港も、７月、好調がつづき、平均６・３％の成長を示しています。

アタテュルク空港は乗客数で１７．６％と、ダントツの成長を見せました。次がアムステルダムのスキポール空港で５．６％の増加、パリのＣＤＧ空港５．４％、フランクフルト空港４．４％、ロンドンのヒースロー空港１．２％と、それぞれ増加しています。

７月は、ヨーロッパの全空港が、平均９．６％の成長率を示していると、報告書が明らかにしています。「この成長の原因は主として、ユーロ圏での経済拡大、オイル価格、トルコとロシアの空路サービスの復活のためだろう」と報告書は言っています。「７月、トルコは昨年のロスを取り戻しただけでなく、さらに成長し、ロシアの強い需要によって盛りあがった」

「トルコ＝ドイツ関係は選挙後、正常化するだろう」ＡＫＰ副議長

ドイツとトルコの現在の緊張した関係は、９月２４日に行われるドイツの選挙後に正常化するだろうと、公正発展党（ＡＫＰ）のメフディ・エケル副議長が言いました。

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「選挙が終われば、ドイツとの関係も良くなる」ＡＫＰのエケル副議長（右端）

「ドイツはわが国の最も重要な貿易パートナーの一国であり、わが国とは緊密な経済関係にある。この関係はドイツ当局の主導で正常化できると、私は思っている」と、エケル副議長は９月１４日、記者団に語りました。「ドイツの政治家たちは、国内選挙のためのツールとしてトルコを利用してきた」

「ドイツではみな、トルコを敵にまわすことでトクをしようと思っている。このような問題を国内政治で利用するのはよくあることだが、トルコにとっては、まったく不当だ。この問題はトルコを敵視するところまで行ってしまった」とエケル副議長は言いました。

トルコとドイツは、トルコで未遂クーデターがあった２０１６年７月から、不和になっています。アンゲラ・メルケル首相が、８月末、トルコのＥＵ加盟交渉を打ち切りにしたいと言った後、関係は益々悪化しています。その後、エルドアン大統領は、ドイツ在住のトルコ市民に、メルケル首相のキリスト教民主連合党その他の大政党に投票しないよう勧告し、彼らを“トルコの敵”と呼びました。

さらにその後、９月１１日、ドイツは、トルコへの大型武器の輸出を保留すると言いました。トルコのオメル・チェリキＥＵ相は、９月１２日、その決定はトルコのテロと戦う力を弱め、ひいてはヨーロッパをさらに攻撃されやすくすることになると言いました。

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