トルコのトピックス

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2019年、アタテュルク文化センターが再オープンする

2017年09月28日 | 文化
9月29日 長いこと閉鎖されている、イスタンブル・タクシム広場のアタテュルク文化センター(AKM)が修復され、2019年、再オープンすると、ヌマン・クルトゥルムシュ文化観光相が言いました。

 Hurriyet

「AKMの再開の期は熟しています。2019年には完了させる計画です。10月にはプロジェクトを開始します」と、クルトゥルムシュ文化相は、9月27日、アンタリヤで行われた「ヘラクレスの石棺」の開幕式で、記者団に語りました。

文化相はまた、トプカプ宮殿の所蔵品の展示スペースを拡大するために、宮殿の近くに博物館を建てる計画だと言いました。「トルコは博物館が足りません。トプカプ宮殿の倉庫には、展示されているものの10倍もの多数の美術品が眠っています」と文化相は付け加えました。


「KRGとの貿易は従来通りつづけるべきだ」経済相

「トルコとイラク・クルド自治政府(KRG)との貿易は、独立国民投票と関係なくつづけるべきだ」と、ニハト・ゼイベクチ経済相はHurriyet紙に語り、現在は“通常通りのビジネス”がつづいていると言いました。

 Hurriyet

「2015年のロシア危機のとき、ロシアが最初にしたことは、貿易の規制だった。彼らは貿易によって、トルコに学習させようとした。これは非常によくないことだ。私はKRGに対して、同じやり方で過ちをくり返したくない」と、ゼイベクチ経済相は、26日、言いました。

内閣は9月22日の会議でKRGに制裁を課すという決議はしていないと、経済相は強調し、“通商停止”について語ることは、経済と貿易の中東のハブをめざすトルコにとって危険なことだと言いました。

イラクとの貿易黒字
トルコとイラクの貿易量は、現在、80億ドルで、そのうちの25億ドルは北イラクとの貿易よると、経済相は言いました。多くのトルコ人が北イラクとビジネスしていると、彼は力説しました。

「通商停止を課したら、輸出は止まる。人々は私を責めるだろう。私は経済相であるから、貿易は通常通りつづけるという選択をしなければならない」

・・・アルビルの商店街は、トルコ製品ばかり並んでいるという話ですよ。


ボストン・マラソン・テロのIS戦闘員がイスタンブルで逮捕

警察が、イスタンブルでテロ攻撃をしようとしていたイスラム国(IS)戦闘員3人を逮捕しました。

 Hurriyet

戦闘員らの家を捜索したところ、2013年のボストン・マラソンのテロ攻撃に使われた爆弾の製法について書かれた書類が見つかったと、アナドル通信が報じました。9月12日、イスタンブルでIS戦闘員を対象にした作戦が行われ、合計25人の外国人が拘束されましたが、そのうちの3人は“どでかいテロ攻撃”を計画していたことがわかりました。

他の22人の外国人は手続き終了後、追放されました。ISのメンバーとして逮捕されたのは、E.D.P.とM.T.M.というインドネシア人2人と、F.A.O.というシリア人1人です。

当局は3人の戦闘員から没収した、暗号化されたデジタル書類を調査し、処刑のビデオや宣伝用に撮られた写真を発見しました。処刑のビデオはこれまでウエブで流れたことのないものでした。ボストン・マラソンで使われた爆弾の製法は英語で書かれていました。

2013年のボストン・マラソンのテロでは、3人の命が奪われ、250人以上が負傷しました。戦闘員たちは、書類に書かれた製法で爆弾をつくり、テロを行う計画だったと思われます。戦闘員たちは互いにソシアルメディアで連絡を取っていたこともわかりました。


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