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「国連は構造改革を行う必要がある」エルドアン大統領

2017年09月19日 | 国際
9月20日 エルドアン大統領は、9月18日、国連は今日の世界に合わせて“構造的変革”を行わなければならないと言いました。

エルドアン大統領(前列右から3人目)、エミネ・エルドアン夫人(左隣り)。エルドアン大統領の娘婿アルバイラク・エネルギー相夫妻(左端)。NYの「トルコの家」の起工式で。


「国連は改革される必要がある。今年の国連総会で改革は議題にされるが、私が考えているような改革はない。ほんとうに行われるべきは、国連構造の改革である。改革が行われない限り、健全な国連はあり得ない」と、エルドアン大統領は、ニューヨークの新しい“トルコの家”の起工式で言いました。

国連総会に出席するためニューヨークに来ているエルドアン大統領は、国連の現在の構造は、世界を平和にする目的に役だっていないと言いました。「国の数は増えている。脅威も形を変えてきている。現在の脅威と戦うための新しい方策を開発する必要がある」

エルドアン大統領はまた、イスタンブルを国連センターにすることを提案しました。大統領は18日、ニューヨークに到着し、世界のリーダーたちと双務的な話し合いを行い、国連総会に出席します。


エルドアン大統領とイラク首相が電話会談

大統領府情報源によると、トルコのエルドアン大統領とイラク首相が、イラク・クルド自治政府(KRG)が9月25日に計画している国民投票について話し合ったということです。

 Hurriyet
北イラクの独立国民投票に反対するイラクのアルバディ首相


エルドアン大統領と、イラクのハイダル・アルバディ首相は、北イラクの独立に関する国民投票の1週間前、電話で話し合いました。2人のリーダーはイラク領土の統合の重要性を力説し、国民投票の実施に固執すれば、自治領に緊張が生じるだろうということで合意したと、情報源は言っています。情報源によると、イラクの最高裁が9月18日、国民投票の中止は“正しい”と判決したことに、2人のリーダーは合意しました。

エルドアン大統領とアルバディ首相はまた、テロ、とくにクルド労働者党(PKK)とイスラム国(ISIL)との戦いについて話し合いました。トルコ、アメリカ、イラン、国連は、北イラクのクルド自治領が計画している国民投票に反対し、バグダードのイラク政府を支持すると明言し、国民投票はISに対する作戦を混乱させ、この地域をより不安定にさせるだろうと言っています。

KRGのマスムード・バルザニ議長は、“イエス票”は独立宣言を意味しないが、イラク政府との交渉へつながるだろうと言っています。


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