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トラブゾン空港で飛行機がスリップ、滑走路をはずれた

2018年01月15日 | 国内
1月16日 1月14日朝、黒海地方のトラブゾン空港で、ペガサス航空機が着陸後、滑走路をスリップし、黒海岸の斜面で止まりました。乗客はパニックを起こしたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

162人の乗客と乗員は安全に引き上げたと、トラブゾンのユジェル・ヤウズ市長が言いました。事件の原因はまだわからないが、空港は午前8時まで閉鎖されたと、市長は言いました。

「乗客は全員引き揚げました。乗客の親族が駆けつけ、いっしょに帰っていきました。車のない乗客には車両が提供されました。飛行機は着陸後、スリップして、滑走路をはずれました。けが人はいません.用心のために病院に行った人は何人かいます」と市長は言いました。

ペガサス航空のボーイング737-800は、1月13日、アンカラを発ちました。トルコ航空の数便がキャンセルになりました。現場写真で見られるように、飛行機の鼻先から海面まで、わずか数メートルでした。消防隊、救助隊、牽引車が現場に駆けつけました。治安対策のため、特殊部隊も現場に配備されました。

事件後最初の便が数時間遅れてイスタンブルに到着しました。「弊社ペガサス航空は、トラブゾン空港でPC8622ボーイング737-800タイプTC-CPFアンカラ発トラブゾン行きの機がスリップして滑走路をはずれたことを確認し、お詫び申し上げます。162人の乗客と2人のパイロット、4人の客室クルーは無事引き上げました。死傷者はいません」とペガサス航空は声明を出しました。

乗客の1人、ファトゥマ・ギョルデュさんは、飛行機を降りてから事件について語りました。「飛行機は着陸し、滑走路を少し走りましたが、すごい音がして、私たちは揺さぶられはじめました。飛行機の鼻先が下を向き、後部が上を向いていました。乗客はパニックになっていました」乗客は火が出るのを心配していたと、彼女は言いました。

「ガソリンの匂いが充満していました。みな、火が出るのではないかと恐がっていました。妊娠している女性も、子供たちもいました。だれも眠りませんでした。後部ドアから出るように言われると、押し合いへし合いになりました」と彼女は言いました。

もう1人の乗客ユクセル・ギョルデュさんは「私たちは、たまたま助かったのです。飛行機は燃えなかったし、爆発もしなかった。海に突っ込むこともなかった。ありがたいことに、私たちは助かった。あの瞬間のことは忘れません」と語りました。

トラブゾン空港は毎年、400万人が利用しています。トラブゾンの主任検事オフィスは事件の調査を始めました」

・・・日本でも大きく報道されましたね。海と山に挟まれたようなトラブゾン空港は離着陸のむずかしい空港だそうです。死傷者がなかったのがなによりでしたね。


イスタンブルの裁判所がアルタン氏の釈放判決を拒否

 イスタンブル第27高等犯罪裁判所は、ジャーナリスト、メフメト・アルタン氏の収監は基本的人権に反するという憲法裁判所の裁定に逆らって、アルタン氏の釈放要請を拒否しました。

 Hurriyet
1年以上獄中にあるジャーナリストのアルタン氏


1月11日、憲法裁判所が、ジャーナリストのアルタン氏とシャヒン・アルパイ氏は釈放されるべきだという判決を出した後、地方裁判所がこれに逆らう判決を出しました。憲法裁判所の判決は地方裁判所より法的に力を持っていますが、イスタンブル第27高等犯罪裁判所は、この裁定はまだ官報に掲載されていないと言って、上位の裁判所に抵抗しました。

1月15日、イスタンブル第27高等犯罪裁判所は、アルタン氏が弁護士を通じて提出していた釈放要請を拒否しました。


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