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「モスク改装後のアヤソフィアはすべての人に開かれる」大統領

2020年07月11日 | 国内
7月11日 トルコは7月24日、アヤソフィアを金曜礼拝のためにオープンすると、7月10日、エルドアン大統領が言いました。

 Hurriyet

大統領は国民へのスピーチで、アヤソフィアの地位に関する見解を説明しました。アヤソフィアはこの何十年間、博物館として使われてきましたが、7月10日の布告後は、モスクとして使われることになりました。大統領は、アヤソフィアの扉は他のモスクと同様、トルコ人、外国人、ムスリム、非ムスリムのために開かれると言いました。

「私はアヤソフィアについて、法的決定を尊重するよう、皆さんにお願いします」とエルドアン大統領は言い、この歴史的建物群をどのように使うかは、国家主権の問題だと強調しました。トルコはこの問題に関するあらゆる意見を歓迎すると、エルドアン大統領は言い、アヤソフィアの新しい地位に言及し、また、これ以上の意見や表現はトルコの“独立性”の“侵害”とみなされるだろうと付言しました。

「私たちは人類の共通の文化遺産を守るために、アヤソフィアをモスクとしてオープンすると、私は言いたい」と大統領は力説しました。「いま、アヤソフィアは博物館でなく、モスクになったのですから、訪れる人々は入場料を支払わずに、この歴史的な宝を見学することができます」

「征服以来、イスタンブルはムスリムも、キリスト教徒も、ユダヤ教徒も、平和に暮らしてきました」と、大統領は言いました。アヤソフィアはビザンティン帝国治世の何百年も教会として使われ、1453年の征服後は、モスクに変えられました。1935年、アヤソフィアは博物館に変えられました。


トルコの失業率は4月、わずかに減少した

トルコの失業率は4月、12.8%に減少したと、10日、統計局が発表しました。

 Hurriyet

この数字は昨年同月に比して、0.2%の減少だと統計局は言っています。4月の失業率は、13.2%だった前月からも減少しています。15歳以上の失業者数は、4月、380万人でしたが、年間ベースでは、42万7000人減少しています。非農業失業率は0.1%減少して、14.9%になりました。


ボスニアの乳児がトルコで治療を受けて明るい未来を

先天的に心臓に問題のあったボスニアの赤ちゃんが、トルコの医師と看護師の力で明るい未来を獲得しました。

 Hurriyet

生後7か月のヴィンコちゃんは、ブルー・ベイビーと呼ばれる稀な心血管の病気「ファロー四微症」にかかっていました。医師たちはヴィンコちゃんの両親に、赤ちゃんには、肺への低血流や、心室の間に穴があること、動脈の場所が悪いことなど、いくつかの問題があるから、手術の必要があると話し、ボスニアには医療施設が整っていないからトルコに行くよう勧めました。

救急機で運ばれたヴィンコちゃんは、イスタンブルのアジバデム・バクルキョイ病院で治療を受けました。ヴィンコちゃんは生後1か月で手術を受けていましたが、トルコで受けた手術で完全に回復し故国へ帰りました。

ヴィンコちゃんは普通の子のように生きられる
ヴィンコちゃんの手術を行った病院の心血管手術のスペシャリスト、ユスフ・ケナン・ヤルチンバシュ医師は、100人に1人の赤ちゃんが心臓に欠陥を持って生まれるが、ぜんぶがすぐに手術が必要なほど重症ではないと、アナドル通信に語りました。


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