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マルマリスは高齢外国人ツーリストに外出禁止令を免除した

2020年07月13日 | 観光
7月13日 エーゲ海岸ムーラ県のリゾートの町マルマリス当局は、65歳以上の外国人ツーリストに対し、外出禁止令を免除することにしました。政府はコロナウイルス拡散阻止のため、高齢者の外出禁止令を全国的に導入しています。

 Hurriyet

マルマリスの公共保健会が、高齢外国人ツーリストの行動の規制を緩和することにしたと、マルマリスの町長オフィスが声明で言いました。「保健会のメンバーは、マルマリスに休暇で来る高齢外国人の外出禁止免除に、全員一致で賛成票を投じた」と声明は付言しています。

トルコの高齢市民は、ウイルス拡散防止策の一環として、午前10時から午後10時まで外出が許されています。ムーラはイギリス人、ロシア人、ウクライナ人、ドイツ人たちのお気に入りのリゾート地です。昨年は100万人のイギリス人がマルマリスで休暇を過ごし、また50万人のロシア人もマルマリスの休暇を楽しんでいます。

マルマリスは国内外のツーリストが安全に滞在できるための健康ツーリズム証明プログラムを始めました。


コロナのために4人の旅人が黒海岸の山村で5か月を過ごした

スペインからやってきた4人の旅行者がコロナ発生のために旅は中止となり、黒海地方の町アルトゥヴィンの村の一軒家で、5か月間暮らしました。

 Hurriyet

スイス国籍のミルジャム・エレンブロクさん(34)、アルゼンチン人の兄弟フアン・テレチェアさん(31)とフェルミン・テレチェアさん(33)、スペイン人のラウラ・ヌネスさん(30)は、2月、トルコに来ましたが、パンデミックのための旅行規制で、インドまで行く予定だった旅が続けられなくなりました。

国境ゲートが閉鎖されてトルコに閉じ込められた4人は、あるトルコ人の助けで黒海地方のアルトゥヴィンの山村で暮らすことになりました。エレンレル村の、放置されていた木造の一軒家に住みついた4人は、畑を耕し、作物を育て、新しい隣人たちを訪ね、地元の民謡を演奏しました。

4人は何年も旅をしていて、ストリート演奏で生活の資を得ていたと、フェルミン・テレチェアさんは言いました。「私たちは村の人たちと、仲よく交流しています。私たちはとてもよい友情を育みました。私たちはここで仲よく、安心して生活し、皆さんと生活を共有してきました」

「村の人たちは私たちを友人として家に招いてくれます。私たちはいっしょにお茶を飲み、自分の畑で食物を育てています。これは私たちにとって、とても良い体験です」とテレチェアさんは言いました。4人はいま、アルトゥヴィンの町でストリート演奏し、国境が開くのを待っています。


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