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イスタンブルのトプカプ宮殿の修復がまもなく終わる

2021年12月06日 | 観光
12月7日 400年間、オスマン王朝の居城であり、類ない 驚異というべきトプカプ宮殿の修復作業がまもなく終わろうとしています。

 HUrriyet

宮殿は2019年以来、修復がつづいてきましたが、終了すれば、最も人気のある部分のひとつ、ファティフ館を見られるようになります。修復作業で最も重要な仕事は、1940年代に、館のドームの上に載せられたと思われる1500トンのコンクリートの塊を除去することでした。

館の上のコンクリートの塊は断片に切断された後、クレーンで建物から除去されました。コンクリートの塊は地上に滑り落とされ、その場で砕かれました。取り除かれたコンクリートの塊の代わりに、木造のドームの集合が設置されました。また、新しい鋼鉄の梁(はり)とクロステンション・システムが、屋根の上に造られました。

館のドームと屋根は、泥石膏で蔽われ、その後、オスマン時代の伝統的な手法で、鉛板で蔽われます。鉛板を設置する作業は修復の最後の段階で、2022年2月には終わる計画です。歴史的ファティフ館は、年末には一般公開される予定です。


南部諸県で、コロナウイルス感染が急増

トルコ南部の諸県で、コロナウイルスの感染が急増しています。

 Hurriyet

ファフレッティン・コジャ保健相は、11月20日から26日の間に記録された全国のウイルス感染数を明らかにしました。この記録によると、南部のオスマニエ県では、10万人に対する感染者数は600人、次がアダナ県で10万人に対して416人、ハタイ県は347人、メルシン県では345人でした。

トルコ最大の都市イスタンブルでは、10万人に対する感染者数は287人、首都アンカラでは202人、第3の都市イズミルでは70人でした。

「感染者数は多大の努力によって2万人以下に減りました。これを持続させるのは、われわれの戦いに対する決意にかかっています」と、コジャ保健相はツイートで言いました。保健相はまた、接種をただちに受け、予防をおろそかにしないよう強調しました。

コロナウイルス科学委員会のメンバー、ネジミ・イルハン氏は、年末年始、人ごみに行かないよう人々に警告しました。「遊びに出かけると、うきうき気分になり、不用心になります」とイルハン氏は言い、用心を怠れば、感染し、病気になる可能性も高くなると付言しました。


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