ノーベル化学賞のサンジャル氏がバクーを訪れた

１２月８日　トルコのノーベル化学賞受賞者アジズ・サンジャル氏が、アゼルバイジャンの首都バクーと、カラバフの象徴的な都市シャシュを訪れました。カラバフは２８年間、アルメニアに占領されていましたが、昨年、解放されました。

　Hurriyet

バクーで行われた記者会見で、サンジャル氏は「カラバフの解放を独立戦争以来の大勝利と考えます。私は昼も夜も４４日間の戦いをフォローしていました」と語りました。

サンジャル氏はまた、「フズリへ来る途中、機内からカラバフが完全に破壊されているのを見ました。１軒の家もなく、荒廃し果てた光景でした」と言いました。

彼はまた、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と前向きの会談を行い、カラバフの戦いと、ＯＳＣＥミンスク・グループの３０年間の偽善的行為について話し合ったと言いました。

サンジャル氏はまた、愛国者であるためには科学に強くなければならないと力説しました。「愛国者であるための重要な条件は、科学に強いことです。科学に強くなかったら、どんなに愛国的であっても、故国を愛していても、外国勢がやることに抵抗できません」

「２度のワクチン接種で自己満足している人がまだ多い」専門家

「トルコはワクチン接種のスピードアップによって、オミクロン株に対して準備する時間はあるだろう。しかし、人々の自己満足によるリスクは続いている」と、保健省科学委員会のアルペル・シェネル教授が言いました。

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「トルコではまだオミクロン株の感染は見つかっていません。これは予防する時間があるということです。しかし、まだ、ワクチン接種を受けていない人が大勢います」とシェネル教授は言いました。

シェネル教授は、とくにコロナワクチン接種を２回受けているが、ブースター接種を受けていないで満足している人達がいることを指摘しました。

「２度の接種では完全ではありません。彼らは、周囲のワクチンを接種した人々が重症化していないのを見て、もう大丈夫と思っているのでしょう」とシェネル教授は言いました。「３回接種を受けていなければ、“完全にワクチン接種をしている”とは言えません」

オミクロン株も出てきたいま、ワクチン接種計画はさらに力を入れる必要があると、教授は言いました。トルコは ５月にワクチン接種運動を始めて以来、１億２１００万回の接種を行いました。しかし、３回目の接種を受けた人はまだ１２５０万人のみです。

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