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キエフとハルキフにいるトルコ人が列車で避難開始

2022年03月01日 | 国際
3月1日 ウクライナの首都キエフと第2の都市ハルキフのトルコ大使館は、2月28日、2度目の引き揚げ計画を実践すると発表し、何百人ものトルコ市民が、ルーマニア経由の列車でウクライナを去ったと言いました。

 Hurriyet

トルコ市民を乗せた最初の列車は、2月28日午後7時、キエフを出発し、2番目の列車は午後8時にハルキフを発ちます。列車は3月1日朝、ルーマニアのチェルナウツィに到着するでしょう。

トルコ人250人の最初のグループは、2月25日、5台のバスでウクライナのオデッサから引き揚げ、2月27日遅く、トルコ北西部のエディルネからトルコに入国しました。

「ウクライナの状況はきわめて悪い。話すのも不愉快です」とヤシン・シャヒンさんは言い、祖国に帰れて嬉しいと付け加えました。「私たちはすべて置いてきました。戦争が早く終わるよう願っています」とオデッサで会社を経営しているイルハン・ユルマズさんは、デミルオレン・ニュースに語りました。

トルコ航空(THY)は2月28日、ルーマニアへのフライトを増やすことにしました。「ウクライナ危機後、需要が増えているため、ルーマニアへの特別フライトを出すことにした」とトルコ航空は声明で言いました。

ウクライナには2万人のトルコ人がいましたが、その中の5000人は、紛争が始まる直前にトルコに帰ってきています。


トルコは各国に黒海に近寄らないよう警告した

トルコは、戦略的エリアにおける軍艦の通過を管理するモントルー協定に従って、戦艦をボスフォラス海峡とダーダネルズ海峡を通過させないよう、黒海諸国と非黒海諸国双方に通告したと発表しました。

 Hurriyet

「わが国は沿岸国、非沿岸国のすべてに、軍艦を黒海へ入れないよう警告した」とメヴリュト・チャウシュオール外相は、閣僚会議後、記者団に語りました。[わが国はモントルー協定を適用している」

「今日まで、海峡を通過した軍艦はなかったし通過要請もなかった」と外相は言い、軍艦が黒海の基地に帰る場合は妨げないと付言しました。

エルドアン大統領は、2月28日、トルコはロシア=ウクライナ戦争のエスカレートを防ぐ手段として、黒海に関してモントルー協定を適用すると言いました。「わが国は危機のエスカレートを阻止する手段として、モントルー協定によってわが国に与えられている権限を行使することにした」と、大統領は閣僚会議後に言いました。

トルコはウクライナの主権と政治的・領土的保全を尊重したいと思っていると大統領は言いました。「わが国はロシアの攻撃は受容できないとし、ウクライナの人々の戦いを尊敬している。トルコはNATOのメンバーとしての立場を明らかにし、ロシアも、ウクライナも見捨てない」

ウクライナは先週、トルコに、ロシアの船に対してダーダネルズ海峡を封鎖するよう要請しました。


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