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トルコ外相とアメリカ国務長官がウクライナ戦について話し合った

2022年03月17日 | 国際
3月17日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、3月16日、ロシアとウクライナの休戦のための努力として、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相と電話で話し合いました。

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アメリカのブリンケン国務長官(左)とトルコのチャウシュオール外相


ブリンケン国務長官はチャウシュオール外相との電話で、ロシアの軍事攻撃に対してウクライナを支援するトルコに感謝したと、アメリカ国務省は言いました。「ブリンケン国務長官は、ウクライナの統治権と領土保全のためのトルコの関与と、ウクライナを支援する努力に感謝した」と、アメリカ国務省のネッド・プライス報道官が報じました。

ブリンケン長官とチャウシュオール外相は、ウクライナに対するロシアの攻撃と、プーチン大統領に戦争を止めさせるための外交努力について話し合ったと、プライス報道官は付言しました。トルコは早急な休戦と、市民の引き揚げのための人道回廊の設置、ロシアとウクライナ間の平和の再建のために努力してきました。


エルドアン大統領がNATOサミットに出席する

エルドアン大統領は、3月24日、ブリュッセルで行われるNATOサミットに出席し、ロシアとウクライナに関するプロセスについて話をすると言いました。

 Hurriyet

「NATOの首脳サミットは3月24日、開かれる。われわれはそこで話をつづけるチャンスがある。NATOの加盟国として、われわれはなにができるか、どんな対策がとれるかについて、もう1度、討論するチャンスがある」と、エルドアン大統領は、3月16日、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領との記者会見で語りました。

「われわれは戦争を止めるための外交努力をスピードアップすることが必要だとして合意した。トルコとしては休戦の達成を目標とする試みをつづける」とエルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領はまた、チャウシュオール外相が3月16日、ロシアの外相と会談したこと、3月17日にはウクライナの外相と会見することに触れ、トルコは集中的なシャトル外交を行ってきたと言いました。

エルドアン大統領は、戦争から逃れてきた難民たちに扉を開いているポーランドの模範的なスタンスに注目しました。「8年間、世界の難民を最も多く受け入れてきたトルコは、ポーランドを最もよく理解できる」と大統領は言いました。「われわれの計算によると、毎日、10万人の人が国境を越えている。今日、われわれは難民危機について話し合えるだろう」

ポーランド大統領は、「わが国は経済協力とともに、トルコによる軍事作戦の強化を望んでいる」と言いました。エルドアン大統領はまた、3月16日、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話で話し合っています。


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