トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコとギリシャの観光相がエーゲ海観光のための協力を話し合った

2020年05月21日 | 観光
5月20日 コロナウイルスが世界の観光産業に打撃を与えているとき、トルコとギリシャの観光相が、夏の休暇に向けてエーゲ海観光を盛り上げるために協力しようと話し合いました。

 Hurriyet

トルコのメフメト・ヌーリ・エルソイ観光相は、5月20日、ギリシャのハリス・テオハリス観光相と電話会談を行い、エーゲ海にツーリストをひきつける方法について意見交換しました。両観光相は、今夏は,とくにヨーロッパ諸国の、短期・中期のツーリストは、遠くまで旅行せず、近場での休暇を選ぶだろうと推測しています。

この推測に基づいて、両観光相は、“安全な観光地”としてエーゲ海を宣伝する可能性について話し合ったと、トルコ観光省は言いました。両観光相はまた、両国のコロナ感染者数は減少しつつあり、旅行規制も緩和されてきたので、国境ゲートも6月には再オープンできるだろうと話しました。

トルコはいま、“ツーリズム外交”に力を入れ、夏の観光シーズンのために準備し、世界の観光客をトルコにひきつけるための戦略を考えています。先週、エルソイ観光相は、何十か国と“電話外交”を行い、パンデミックに対するトルコの安全な保健基盤について情報提供しました。


コロナ拡大中、ギョベクリテペ遺跡を160万人がオンラインで訪れた

シャンルウルファ県の世界最古の神殿ギョベクリテペは、コロナウイルス拡大阻止のために、現在、閉鎖されていますが、その間に167万人がオンラインで、この遺跡を訪れています。

 Hurriyet

文化観光相は、人々の文化遺産への熱い興味に応え、また、この博物館と遺跡をプロモートするために、博物館の技術設備を使うことにしたそうです。コロナがトルコで発生した直後から、Sanal Muze(ヴァーチャル博物館)のアプリとウエブサイトは多くの人をひきつけています。サイトは3月25日から始まりました。

ロックダウン中、トルコの16の博物館は、ヴァーチャル博物館によるオンラインで600万回以上、アクセスされていると、文化観光省は言っています。ギョベクリテペは歴史のゼロ・ポイントとして知られ、2018年、ユネスコの世界文化遺産に認定されていますが、ヴァーチャル博物館の中でも人気になっています。

その場を歩いている気分になれるヴァーチャル博物館のアプリでは、博物館のどの部分からでもヴァーチャル・ツアーを始められます。無料で博物館を訪れることができるヴァーチャル博物館は、コロナ・パンデミックが終わってもオープンしつづけます。


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15都市の旅行禁止令が15日延長された

2020年05月19日 | 国内
5月19日 内務省の19日の発表によると、トルコはコロナ・パンデミックのため、15大都市の旅行禁止令を15日延長しました。

 Hurriyet

内務省は声明で「旅行禁止令は5月20日から6月3日までつづく。旅行規制に従わない 者には罰金を科す」と言いました。内務省はまた、これらの県に出入りする空路、陸路、海路の旅行は規制されると付言しています。

旅行禁止令の出ている都市はイスタンブル、アンカラ、イズミル、バルケシル、ブルサ、エスケシェヒル、ガジアンテプ、カイセリ、コジャエリ、コンヤ、マニサ、サカリヤ、サムスン、ヴァン、ゾングルダクです。4月初旬、トルコは、ウイルス拡大を阻止するために、31県に初の外出禁止令を出しましたが、その後、半数の県は解除されました。


トルコとドイツの外相が観光シーズンについて話し合った

トルコとドイツが来るべき観光シーズンに向かって、ツーリズム分野での協力について話し合いました。トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、トルコはコロナ・パンデミックを抑制したから、トルコのリゾートはヨーロッパのツーリストにとって最も安全な目的地だと言いました。

 Hurriyet
ドイツのハイコ・マース外相(左)とトルコのメヴリュト・チャウシュオール外相


アナドル通信によると、チャウシュオール外相はドイツのハイコ・マース外相と、ツーリズムや両国の関係、トルコとEUの関係について話し合いました。両外相の電話会談は、先週のエルドアン大統領とドイツのメルケル首相との電話会談につづいて行われました。

「ドイツの皆さんは、今年はトルコが最も安全な観光地と考えています」と、チャウシュオール外相は、5月18日、テレビ・インタビューで語りました。ロシアとドイツは昔から、トルコを訪れるツーリストが最も多い国です。チャウシュオール外相は国家と地方の経済にとって、トルコのリゾート地を訪れるツーリストの重要性を力説しました。「ドイツは空港をオープンした。EUがこれからのツーリズムについて論じあっているときに、トルコを除外させてはならない」

EU諸国は、外国から帰国後の14日間の隔離の手間を省くために、夏の休暇はEU圏内で過ごすよう市民に勧める計画のようですが、トルコ外相はあえてこの発言をしました。「ツーリズムはわが国の収入源としていかに重要か,われわれは熟知している。いま、われわれは第2次世界大戦以来の最大の危機にある」とチャウシュオール外相は言いました。

トルコは2019年には5000万人以上のツーリストを迎え、340億ドルの収益を上げています。昨年は、ロシアから600万人、ドイツからは500万人以上のツーリストがトルコを訪れています。


マスク着用を義務化する都市が増えた

外出するとき、マスク着用を義務化する県が増えています。

 Hurriyet

トルコ第3の都市イズミルと、西部のコジャエリ県の保健部も、マスク着用の命令を出しました。コジャエリの保健委員会は、マスクをせずにショッピングセンター、理髪店、ヘアサロン、市場に行くことは禁じられていると警告しました。同県の住民は公共の場に出る時も、マスクを着用するよう要請されています。

イズミルの保健委員会も、声明で、ソシアルディスタンスのルールに加えて、街路や公共の場に出る時はマスクをしなければならないと通告しました。全国の30県で、外出の際のマスク着用が義務化されています。

トルコは、コロナの拡大を阻止するために当初導入した対策を、徐々に緩和していく正常化計画を始めました。ショッピングセンター、理髪店、ヘアサロン、不可欠とは言えない店も、すでに再開されています。


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リゼは万全の対策で茶摘み人を迎える

2020年05月18日 | 国内
5月18日 茶畑で茶摘みをするために、約2万人の人々が、主としてイスタンブルから、黒海岸のリゼにやってきますが、リゼの保健当局はコロナウイルスの拡大を阻止するために、厳しい対策で彼らを迎えます。

 Hurriyet

リゼはトルコの茶葉生産の中心地です。5月20日から3~5日以内に、15,000~20,000人と予想される多くの人々がリゼにやってきます。「多くの人々がリゼに来ますので、私たちはウイルスの拡大を懸念しています」とリゼ市の保健部は文書で言いました。「人々はリゼに着いたら、1週間は外出を許されず、家に隔離されます」と、保健部の職員は付言しました。

「Vefa支援グループ」は食物など、彼らの基本的な必需品の提供に助力します。また、人々はリゼに着くと、家族の中の1人がコロナの検査を受けます。結果が陽性だったら、家族全員が隔離されます。市当局は20、21,22日の3日yo-ro間に5,000回のコロナ・テストを行うと言っています。

政府は、当初、茶葉の収穫のために県外から多くの人がリゼに移動することを規制していましたが、その後の規制緩和で茶摘み人のリゼ入りが許されました。


トルコはドイツのモスクでの暴力的事件を非難


5月18日、ドイツ南部で、モスクのドアノブに豚の頭をのせるというイスラム嫌いの事件が起こり、トルコで非難が起こっています。

 Hurriyet

「聖なる月ラマザンとコロナ・パンデミックのさなかに、ヨーロッパはイスラム諸国に対して人種差別と敵意を示した。ドイツのモスクへの醜い攻撃は、最近、拡大しているムスリムに対する敵意のサンプルだ」と、トルコのメヴルト・チャウシュオール外相はツイートしました。

この事件は、5月16日、ファイインゲンの「トルコ=イスラム組合」が運営するファティフ・モスクで起こりました。事件は深夜に起こったことが、監視カメラに記録されていました。2人の人間がこの事件にかかわったと見られます。ドイツでは近年、難民とテロに対する恐怖を利用する右翼集団が、移民に対する憎悪をあおっています。

昨年も同様に、メンヒエングラートバッハのモスクの床に、血の付いた豚の頭が置かれました。また、ロストクのモスク建設予定地に、豚の頭と足が置かれていました。

8000万余の人口を持つドイツは、西欧でフランスに次いで、ムスリム人口の多い国です。ドイツの約470万人のムスリムの中の300万人はトルコ・オリジンです。


閉館中、600万人が訪れたオンライン博物館

2019年に3500万人が訪れたトルコの博物館と遺跡は、いま、コロナ拡大阻止対策の一環として閉れていますが、その間、600万人の人々がオンラインで訪れていると、メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光相が言いました。

Hurriyet

エルソイ文化観光相は「国際博物館の日」のメッセージとして、博物館や展覧会はそれ自体重要だが、人々に教示する方法も重要だと語りました。「博物館で情報があなたを待っています。あなたは行きたいときに行かれます」と、エルソイ文化相は言い、市民をオンライン博物館に招きました。「私たちは氷山の見えない部分に人々の関心を高めるために努力しています」

トルコが自己隔離を始めてから1か月間に、約800,000人がトルコのヴァーチャル博物館を訪れました。何百万の文化と美術の貴重な展示品を擁する数々の博物館がオンラインで見られます。
 sanalmuze.gov.tr.


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トルコは31か国の患者を受け入れる

2020年05月17日 | 国際
5月17日 保健省によれば、トルコは5月20日から、31か国からの患者を受け入れることにしました。

 Hurriyet

保健省の公式文書では、患者を受け入れる条件として、入国、入院、治療、退院、隔離のルールを挙げています。また、患者とその付添人がとるべき対策も明記しています。

対象となる31か国はイラク、リビア、アゼルバイジャン、ジョージア、テュルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、ギリシャ、ウクライナ、ロシア、ジブチ、アルジェリア、コソボ、マケドニア、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア、セルビア、ブルガリア、モルドバ、ソマリア、クエート、カタール、バーレーン、オマーン、ドイツ、イギリス、オランダ、パキスタン、キルギスタン、北キプロス・トルコ共和国です。

受診・治療できるのは、整形外科、外傷外科、一般外科、小児外科、泌尿器科、眼病、心臓病、心血管外科、外科的腫瘍、婦人科腫瘍外科、腫瘍、放射線腫瘍、脳神経外科、血液系疾患、集中治療、生殖補助治療、臓器移植、骨髄移植などです。

患者は国際保健サービスInc.(USHAS)の患者チャートに登録し、事前承認を得れば、許可書が関連施設に送られてきます。1人の患者に2人までの付添人の入国が許されます。患者と付添人は、空港か国境ゲートから入国するとき、PCR検査を受けるか、PCR検査のためのサンプルを採取されます。コロナウイルスに陰性の人のみ入国を認められます。

トルコ入国後、患者と付添人は、直接指定の病院に送られ、他の場所に宿泊することはできません。病院内では、その患者1人に1フロアか、1コリダーが割り当てられます。


17日(日)、高齢者たちは外出を許された

政府のコロナウイルス対策の緩和で、5月17日、高齢者たちは外出を許されました。

 Hurriyet

コロナにかかると重篤化するリスクのある65歳以上の人々は、日曜、6時間、外出することができました。しかし、ロックダウンはまだつづいています。

 Hurriyet

保健省は高齢者にマスクの着用とソシアルディスタンシングの実践を勧告しました。

 Hurriyet

高齢者に対する対策は3月21日から始まり、今回が高齢者にとって初のリラックス・デーです。

 Hurriyet

子供たちとティーンエイジャーも、この週末の別の日に、数時間の外出が認められました。

 Hurriyet


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15県に4日間の外出禁止令が出された

2020年05月17日 | 国内
5月16日 政府は4055人の命を奪ったコロナウイルスの拡大を阻止するために、15県に、5月15日深夜から4日間の外出禁止令を出しました。

 Hurriyet

トルコでは、毎週週末に外出禁止令が出されていますが、5月19日は国の祝日になるため、今週は4日間に延長されました。外出禁止令は、首都アンカラ、バルケシル、ブルサ、エスキシェヒル、ガジアンテプ、イスタンブル、イズミル、カイセリ、コジャエリ、コンヤ、マニサ、サカリヤ、サムスン、ヴァン、ゾングルダクの各県に出されました。

内務省によると、5月16日と17日は、市場、食料品店、青果店、食肉店も閉鎖されますが、5月18日、19日の午前10時から午後4時までは営業されます。また、パン屋は4日間の外出禁止令中も営業します。トルコの最初の外出禁止令は4月11日、12日に出され、その後も週末ごとに行われています。


コロナの死者は4,055人に達したが、快復者は106,000人を超えた


トルコの確認されたコロナ感染者は、この24時間で1,708人増え、48人が死亡し、死者総数は4,055人になったと、5月15日、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認された感染者数は146,457人になりました。この24時間で、2,103人の患者が快復したと、コジャ保健相は付言しました。快復者総数は106,133人になりました。

保健相はまた、昨日、38,565人がテストを受け、テストを受けた人の総数は1,547,389人になったと言いました。現在集中治療室で治療中の患者は944人になり、人工呼吸器を使っている患者は490人になりました。「集中治療や人口呼吸器の患者は減少しつづけていますが、地域によって感染者が増えています」と保健相は言いました。


トルコ国防省がNATOのスタッフに防護用品を送った

5月15日、トルコ国防省はイズミル・ベースのNATO陸軍司令部に駐在する兵士たちに防護用品を配布しました。
 
Hurriyet

トルコ国防省は声明で、コロナウイルスとの戦いの一環として、NATO加盟23か国の320人のスタッフに防護用品を配布したと発表しました。

5月14日、フアト・オクタイ副大統領は、トルコはコロナと戦うために、80か国に医療支援を送ったと言いました。NATO加盟国は主としてマスク、手袋、人工呼吸器を必要としていると副大統領は付言しました。


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ショッピングモールを訪れる人は23%減

2020年05月15日 | 国内
5月15日 ショッピングセンター投資家協会によると、全国約420のショッピングモールは、コロナ・パンデミックの拡大のため自主的に1か月閉鎖しましたが、5月11日、再オープンし、120万人の客が訪れました。

 Hurriyet
ショッピングモールに来た顧客の体温を計る警備員


パンデミック以前は、全国のショッピングモールを訪れる人の1日平均の人数は、約650万人だったと、協会のヒュセイン・アルタシュさんは、5月13日、民放TVで語りました。「再オープンの初日の入場者数は120万人で、パンデミック以前の23%でした。2日目は約110万人でした。これは私たちが予想していた通りです」と彼は言いました。「9月には70%まで増えると期待しています」

ショッピングモールは、パンデミックのため、内務省がレストランやカフェ、娯楽場を閉鎖した後、経営者が自主的にクローズしました。モールの中の多くの店は6月1日オープン予定です。

3月14日に発表された公式数字によると、小売りの販売量は、3月、昨年に比してわずか0.2%の減少でした。最も減少したのは、自動車燃料を除く食品以外の販売量で、8.7%の減だと、トルコ統計局は言っています。自動車燃料も3.2%減少しましたが、食物、飲料、たばこの販売量は、3月、昨年に比して17%の増加を示しています。食品以外の分野では、繊維、衣服、靴類の販売量は28.5%激減し、またコンピュータ、書籍、遠距離通信のためのシステムは6.5%減少しました。

医療品と化粧品の販売量は7.4%増、電子製品と家具は4.1%の減少でした。一方、通信販売とオンラインは、前年3月に比して48.3%の増加でした。


エルドアン大統領とNATO事務総長がコロナ・パンデミックについて電話会談

アンカラの大統領府通信局によると、5月14日、エルドアン大統領とNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長がパンデミック後の対策について話し合いました。

 Hurriyet

大統領と事務総長は、最近のシリアとリビアの状況についても話し合いました。プレス・リリーフによれば、ストルテンベルグ事務総長は、ウイルスと戦うためにNATO同盟国に医療器材を送ったトルコの助力を賞賛しました。「この困難な時に、同盟国の団結を示すことは常時以上に重要だ」と、ストルテンベルグ総長はエルドアン大統領に言いました。

ストルテンベルグ事務総長はまた、NATOは戦争で荒廃したアフリカの国リビアに助力する用意があると、くり返しました。


政府は6月中旬から金曜礼拝を許可する


6月12日から、いくつかの規制の下に、金曜礼拝が許可されると、宗教庁(ディヤネット)のアリ・バシュ長官が言いました。

 Hurriyet

トルコは3月16日、コロナウイルスの危険が去るまで、モスクの集団礼拝を中止しました。「私たちはモスクの中庭で集団礼拝ができるでしょう」とアリ・バシュ長官はテレビ・インタビューで言いました。人々は自分の礼拝用ラグを持参し、ソシアルディスタンスのルールに従ってすわるよう求められ、厳しく監視されます。

礼拝者はまた、モスク構内に入ったら、マスクを着用しなければなりません。当局は集団礼拝に出席する人々の接触情報を記録します。コロナが発生したとき、人々の接触経路をたどれるようにしておくためです。トルコはウイルスの拡大を阻止するために当初に導入した対策のいくつかを緩和しはじめました。


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10都市でマスク着用が義務づけられた

2020年05月15日 | 国内
5月14日 政府は正常化プログラムの第1段階に入りましたが、10都市でマスク着用が義務づけられました。

 Hurriyet

アドゥヤマン、アフィヨンカラヒサル、アイドゥン、バルケシル、デニズリ、デュズジェ、カスタモヌー、ムーラ、ウシャクの住民は、外に出るときはマスク着用を要求されます。マスクの義務化は各県の県衛生委員会が決定しました。また、ガジアンテプ、アダナ、イズミルでも、県の衛生委員会が、混雑する街頭や市場では、マスクを着用するよう勧告しました。

トルコでは確認された感染者数は143,000人以上に、死者は4,000人近くなりました。一方、100,000人以上の人が快復しています。しかし、デュズジェ、ウシャク、バトマン、マルディン、リゼ、ガジアンテプ、ヴァン、カルス、ゾングルダクの9県では、コロナ感染が増加しています。

これらの県では先週から気候が暖かくなったため、外に出る人が増えました。ソシアルディスタンスを無視し、マスクの着用もおろそかにしている人がいます。政府はすでに、5月16日から19日までの4日間を外出禁止にすると宣言しました。


村長がドローンを使って村人にマスクを配布

黒海岸リゼ県のある村の村長は、村人たちにマスクを配給するためにドローンを飛ばしています。

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チャイエリ地区デレジク村の村長ラマザン・キュチュクサルさんは、村に非常線を張りました。村の出入り口は岩でバリケードが築かれ、唯一の入口には防護服を着たガードマンが立っています。村に入る人はすべて記録され、体温を計られ、マスクとトルコのアルコール入りの消毒液「コロンヤ」が渡されます。

村長はまた、全国でほとんど 義務化されてきたマスクを配給するのに、ドローンを飛ばしています。「村人たちはソシアルディスタンスを無視して、畑で働いています。私たちは彼らに人との接触を避けさせるために、マスクを配っています」ト、キュチュクサルさんは言いました。「村の人たちはびっくりしていますが、私たちは、このパンデミックは前代未聞のものだということを知らせたいのです」

チャイエリの村々は海辺の細い道から山岳部へつづく険しい地形です。


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正常化計画第1段階で、人々はモールや理髪店に群がった

2020年05月13日 | 国内
5月13日 正常化計画の第1段階として、5月11日、理髪店や美容院、ショッピングモールがオープンし、人々が群がりました。

 Hurriyet

ファフレッティン・コジャ保健相は、マスクをしなかったり、ソシアルディスタンスのルールを気にしないで列に並んでいる人の写真を見て批判しました。「今日、モールの前に人々が長い行列を作っていました。ソシアルディスタンスのルールを守っていない人が多くいました。マスクをしていない人までいました」と、コジャ保健相はツイッターで言いました。

「マスクもソシアルディスタンスを守っていない人は、自身を危険にさらしているのです。ルールにはきちんと従わなければなりません」と保健相は言い、感染のリスクは続いていると付言しました。

コロナ規制の段階的緩和の一環として、11日、全国の多くのショッピングモールや理髪店、美容院がビジネスを再開しました。厳しく衛生管理をしているショッピングモールの前には長い行列が見られました。イスタンブルのべいりくデュジュ区のショッピングモールの前には、開店2時間後も、500メートルの列ができていました。

数人の警備員が顧客の体温を計るために、入口に配備されていました。モール内には消毒液が置かれ、多くの店舗やフードコートは閉鎖していました。220の店舗が入っているあるモールは、営業している店は40店だけでした。モールのマネジャーは、ほとんどの店は6月1日にオープンするだろうと、デミルオレン・ニュースに話しました。


6万人が隔離後、自宅に帰った

全国で6万人以上の人々が14日間の隔離期間を終え、宿泊していた学生寮を出て、自宅に帰ったと、災害緊急管理局(AFAD)が、5月11日、言いました。

 Hurriyet

同局はコロナ・パンデミックが始まって以来、70672人の人々が77県で隔離されていたと言いました。彼らの多くは外国から帰国した人々でした。60385人が隔離期間を終え、コロナ陰性のテスト結果を得た後、解放されました。

隔離後の帰宅はAFADが手配し、費用は無料になりました。AFADはVefaとして知られる支援グループを通じて、1100人の要員と446台の車両によって帰宅を支援しています。

AFADはこれまでに、コロナウイルスにとくにリスクのある高齢者や患者のために7100万リラを費やしました。政府は3月に、高齢者と持病のある人々に対して部分的外出禁止令を出しましたが、内務省は、とくに1人暮らしの人に助力するために、Vefa というグループを設立しました。


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コロナ規制緩和で、理髪店や美容院がオープンする

2020年05月12日 | 国内
5月12日 コロナ対策緩和の第1段階として、政府は5月11日、ソシアルディスタンスの規制の中で、ショッピングモール、理髪店、美容院のオープンを許可しました。

 Hurriyet

5月10日、内務省は声明文で、理髪店と美容院の営業を、新規制内で許可しました。声明文は「経営者、マネジャー、従業員、市民すべてが、ソシアルディスタンスと衛生ルールを守り、マスクを着用することを最重要とする」と言っています。理髪店や美容院はコロナ拡大を阻止するために、3月21日から閉鎖されていました。

エルドアン大統領は今月初め、コロナウイルス対策を徐々に緩和する正常化プランの詳細を発表しました。「この2週間、コロナ拡大のペースが鈍化してきたので、政府は5月、6月、7月、規制を緩和し始める」と、大統領は5月4日、閣議後、語りました。大統領はまた、ショッピングモールは5月11日からオープンを許可すると言いました。

理髪店と美容院は予約制で、顧客の許容人数は半数にするという条件つきの営業許可です。ショッピングモールに入る際は、マスクを着用するよう内務省は要請しています。モールに入るときは体温を計られ、熱があれば、保健施設へ行くように言われます。ショッピングモール内でも、ソシアルディスタンスは厳しく要求され、モールの滞在時間は3時間と決められました。モール内をグループで歩くことも不許可です。店内では、買い物客は10平米に1人と限定されます。


5月16日から4日間のロックダウンが行われる


エルドアン大統領が5月7日、5月16日から祝日の19日まで、ふたたびロックダウンを行うと言いました。

 Hurriyet

「ロックダウンは5月16,17,18,19日、行われる」と、大統領は定例閣議後の国民へのスピーチで言いました。コロナ発生以来、トルコは、イスタンブルとアンカラを含む31都市で、週末の外出禁止令を行ってきました。最初の外出禁止令は4月11日、12日でした。

5月19日はトルコの祝日なので、政府は週末の外出禁止令を5月19日まで延長することにしました。エルドアン大統領は「65歳以上の人々は、5月17日、午前11時から午後5時まで、限定された距離内を、マスク着用で外出を許可される」と言いました。14歳以下の子供も、5月20日と22日、同じ時間、限定された距離内をマスク着用で、外出を許可されます。


コロナの死者総数は3,841人に、快復者は95,000人を超えた

トルコの確認されたコロナ感染者は、この24時間で1,114人増え、55人が死亡し、死者総数は3,841人になったと、ファフレッティン・コジャ保健相が、5月11日、言いました。

 Hurriyet

コジャ保健相がツイッターにシェアしたグラフィックによると、トルコの確認された感染者総数は139,771人になりました。この24時間で、3,089人の患者が快復したと、保健相は付言しました。

快復者総数は95,780人になりました。コジャ保健相はまた、昨日、32,722人がテストを受け、テストを受けた人の総数は1,403,320人になったと言いました。現在、集中治療室で治療中の患者は1,126人で、人工呼吸器を使用している人は578人だと、保健相は付言しました。

政府はコロナウイルスの拡大状況を知るために、全国の150,000人のサンプル・テストを行う計画です。テスト・チームは今週、各地へ赴きます。サンプル・テストの結果は15日から20日で出ると思われます。

PCRテストと抗体テストの結果は、トルコのコロナ発生状況をより明確にするために使われています。トルコの8100万人の人口の中の150,000人は、サンプリング法によって選ばれました。また、年齢、職業、住む場所、密集した場所で働いている人をベースにしたサンプル・テストのためのグループも選ばれます。


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24県で週末の外出禁止令が解除された

2020年05月11日 | 国内
5月11日 政府は5月10日の深夜から、48時間の外出禁止れを解除しました。トルコではコロナウイルス拡大を阻止するための対策として、24県に外出禁止令が出されていました。

Hurriyet

外出禁止令はアンカラ、アダナ、バルケシル、ブルサ、デニズリ、ディヤルバクル、エスキシェヒル、ガジアンテプ、イスタンブル、イズミル、カフラマンマラシュ、カイセリ、コジャエリ、コンヤ、マニサ、マルディン、オルドゥ、サカリヤ、サムスン、シャンルウルファ、テキルダー、トラブゾン、ヴァン、ゾングルダクの各県に出されていました。

最初の外出禁止令は4月11~12日に出され、その後は毎週行われていました。しかし、65歳以上の高齢者は、日曜、一時的外出許可が与えられました。高齢者は3月21日から外出が規制されていましたが、午前11時から午後3時まで、マスクを着用し、距離を置いて歩くことがが許可されて、外の新鮮な空気を吸えるようになりました。

14歳以下の子供たちも、5月13日、同じ時間に外出が許されます。また、15歳から20歳の若者たちも、5月15日から、同様に距離を置いて、マスクをして外出できるようになります。

トルコはコロナ拡大阻止のため、3月21日、65歳以上の高齢者に在宅命令を導入しました。また、20歳以下の若年層は、4月3日から規制されていました。


結婚式の伝統のハライ・ダンスは棒でつながって

トルコはゆっくりと隔離とロックダウンから抜け出してきました。夏に向かって、結婚式も行われるでしょう。コロナ以前の結婚式と同じようにというわけにはゆきませんが。

 Hurriyet


トルコの結婚式は伝統的なハライ・ダンスを踊って祝います。人々が互いに手をつなぎ、肩を組んで、長い列を作って踊るのがハライです。しかし、コロナ感染がつづいている今は、互いに手でなく、棒でつながりあって踊らなければなりません。

トルコでは隔離とロックダウンのため、多くのカップルが結婚式を延期しなければなりませんでした。この夏、カップルたちは晴れて結婚式を挙げるでしょう。「結婚式禁止が明日解除されたら、私たちは、出席者に危険が及ばないように万全の注意をして準備します」と、ウエディング・ホールのオーナーのバルシュ・アイさんは言いました。

「従業員とホールの消毒に注意します。ハライ・ダンスは1.5メートルの棒を持って行いたいと思います」とアイさんは言いました。結婚式場は6月からオープンされますが、屋外結婚式のほうが優先され、望ましいとされます。3月19日、政府はコロナ拡大を阻止するために、結婚式場をすべて閉鎖しました。


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