「何か1つ」を見つける毎日(⌒‐⌒)

自然と神様と猫と木と音楽、、それからそれから、、( - ө - )

越えろ越えろ、ヤマコエロー。今度の山は、高いぞ

2019-04-10 06:53:20 | さよなら、キリギリス🦗

キリギリス🦗、は、根拠のない自信に満ち溢れていました。

今までも、何とか峠は越えられた。

しかも、楽しみながらの峠越えではなかったか。

しかし、

やはり、

夏のあとに

秋が来て

やがて木枯らしの冬が訪れました。

キリギリス🦗は、ハタと気づきました。

周りに浮かれている人🦗🐜🐛🐌がいない。

えーっ、😲。

、、気づくと

白い雪山に

キリギリス🦗は

一人

ポツンと佇んでいるのでした。

、、え、、

手にしていた

宝物のバイオリンも

驚きのあまり雪のなかに落としそうになりました。

ワタシがバイオリンを弾いたとき

有り余るばかりの拍手をくれた

あの仲間だと思っていた虫たちは

どこへ行ってしまったのでしょう。

しばらくそこから動けなくなってしまったキリギリス🦗は

シンシンと降り続く雪のなかで

静かに

静かに

空を見上げていました。

三つ子の頃からキリギリス🦗

2019-04-08 06:08:45 | さよなら、キリギリス🦗
、、母が、自営していたのと

父が教師として毎月固定給を家に入れてくれていたお陰で、

今思えば

私自身は子供の頃、お金🤑に不自由したことがなかった。

と言いたいところだが、どっこい、母の財布👛の紐は、ガッチリ固く、一日の小遣いは二十円。物足りなさを感じることは無かったが、ほぽ365日間違いなく近所のくじやさんに行き、一回五円の籤を四回引くからお金はその日のうちになくなる。貯金なんちゅー言葉は、my辞書にはあの頃からなかったσ(・_・)、、。対照的なのは、2つ上の兄貴。毎日、もらった20円を、机の上の小さな箱に、チャリンチャリンと二十円を毎日入れていた。それで、わたしが、「もう、小遣いない。」と訴えると、⭕⭕子は、お金使いが荒いんだよ。少しは貯めたらいいじゃん。欲しいものをためたお金で買えるよ」。と優しく諭すのだ。我、聞く耳もたず🙉して、またくじや通いを続けるから金がないのは当然なわけです。、、。
(三つ子の魂、とはよく行ったもので、今も貯金が大の苦手。、、😞。)

この頃から、キリギリス🦗体質だったのは間違いないようです。

陽気に明るく籤を引きながら毎日を過ごしてました。

どちらかというと、兄と母は🐜
 
父と私が🦗。真っ二つに分かれてました。


キリギリス物語

2019-04-07 06:14:38 | さよなら、キリギリス🦗
そのキリギリスは、

体がしなやかに動き

jump力も半端なく

目も見えて

子供キリギリスと共に元気よく旅ができる、

そんな若い時にに、

ジブンの全てを費やそう!

と決めました。

周りからは、

「あなたは、

典型的な

イソップ物語の

アリとキリギリス

に出てくる

キリギリスね。」

と呆れられ、

白い目で見られました。

「知らないよ、

そんなに歌って

踊って

旅に出て

蓄えた餌を使いきり

あとで泣いても

あたしら、知ったこっちゃない。

あんたには、

餌の一つもあげないよ。

歌ってばかり踊ってばかり

旅に出てばかりの

あんたが悪いのさ。

楽しんでるあんたが悪いんだからね」

周りの沢山のアリ、(そして一部のキリギリスたちまでも)

歯ぎしりしながら

口々にそう言いました。

いや、口に出すキリギリスだけではありません。

キリギリスが、

いづれ老いて

何もなくなり

困っている

泣いている

その時を

見届けなければ
、、



遠くから

ずっと正視してる

心底意地悪なアリやキリギリスも、

そこには、いました。

月日が流れ

子供キリギリスは

元気よく

何事も気にしない

のびのびした

大人キリギリスに成長し、

大きく

大きく

手を振りながら

自分が若かった頃とは比べものにならないほどのjump力を身につけて

遥かな世界に飛び出していきました。


続く🎵