![]() | 蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫) |
芥川 龍之介 | |
新潮社 |
秋の夜長、、読書、、📖👓。で「杜子春」「蜘蛛の糸」子供の頃から、一体何回読んだだろう、この話。本当に何度も何度も読んだのに、、どちらも、未だに読後残るのは、小学生の頃からほとんど変わらない。「何だよ、この結末、、どっちにしろ❌かよ」という「本当に、報われないよなあー」的な不満な気持ち。人間として成長してないのか、ほんとに同じ感想なのよ、、。それでもしつこくくり返し読むのは、、はて、、何故かしら、、⁉(´-ω-`)。と考えてみた。そしたら、ジブンの場合は、多分、いつも読む前に、結末が変わっている事を(100%あり得ないとわかりつつ)微かに期待して、、と言うことみたいだ。糸が切れなかったら、、あそこで堪えて声をあげなければ、、などと毎回同じ事をしつこく期待する。、、でもなあ、、。期待するけど、糸切れた瞬間と声あげた瞬間に、やっぱりねえ、、と納得するのも確かだし、、。で、しばらく間をおいて、しぶとくまたこの本を手に取り、読む。つまり、結論からいえば、読んだ回数だけは多いけど、未だに何にもわからないし、変わらないまま、それでもやはり読みたくなる、ある意味すごい本であります。
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