、、ついに読み終わりました。文庫本ですが、上下巻あり、読むには時間かかりました。
何度も書いてますが、久々に、引き込まれるような本に会いました。これは、前々回、例の図書館に行った際、たまたまある箇所が、地元ゆかりの本を集めたコーナーとなっており、そこに上下巻両方置かれていました。となりにも、有名な作家の推理小説が飾られていました。そちらは、電車ミステリー。そちらにも興味を惹かれ。「湯殿山、、村」を読み終えたら次はそれを読もうと思っていたのですが、先週、読み終えた「湯殿山、、」の上巻を、返しに行ったところ、すでに、特設コーナーは、別の催しに変わっていて、本の入れ替えがされていて、読みたかった推理小説は見当たらなかったのです。、、それはさておき、今回夢中で読んだ「湯殿山麓呪い村」、は、ミステリーとオカルト、歴史、様々な要素を持ち、それだけだと読んでるうちに金縛り状態になるような怖い部分を敢えて入れてくれたのか。。なぜ、事件解決に大きく貢献する大学助手兼、私立探偵、の主人公が、大食いキャラなのか?なぜ、そのような設定が必要だったのか。さっぱしわからないが、でも、即身仏やミイラ、殺人、と、決して明るくないない内容のこの小説の中で、唯一ホッとできるのが、主人公滝連太郎(この名前がまず、おやおやという感じだよ)が、ハンバーガーや天丼、駅弁などをバカ食いしてる場面なのだ。
内容はよくまとまっていると思った。
よくこんな人間関係を思いついたなと、感心した。そして、出羽三山のことなども結構詳しく書かれている。発売されてからかれこれ四十年以上も経つ本だが、その間全く知らずに来たなんて、、映画化さえされているというのに、、。
というわけで、最後の結末は、かなり予想外で驚いたし、「えー、こうなっちゃうのかい?!」だったが、それもまた、よし。何はともあれ、読み終えた。ε-(´∀`*)ホッ