今朝方書いた、幕末から明治維新の頃を、まさに疾風の如く駆け抜けた、長州藩の久坂玄瑞だが、今日改めて図書館へ行き、彼について書かれた書籍を探したが、本当にわずかしかなかったのだ。有名な作家さんが書いた、幕末を生きた志士たち、みたいな本にさえ、高杉晋作や坂本龍馬、木戸孝允など有名どころについては述べていたのだが、玄瑞については書かれていなかった😶🌫。以前読んだ何冊かの本には、久坂は、松下村塾の中でも特に優秀で、高杉晋作と並び称されたようなのだが、この知名度の差はなんだろう、、。行ったことが一見過激すぎて、敬遠されるのか。、、そのあたりはよくわからない。とりあえず、、若干二十五歳で、禁門の変の敗北の責任を取り切腹したというのは壮絶だ、、。二十五歳だぞー、、。まだまだこれからと言う時じゃないか。勿体ない。いや、当時は時代の過渡期ということで、皆燃えていた🔥。一旦なにか行動を起こした人々はみな死ぬことを覚悟し、恐れずに向かっていったのだろうな。でも、、切腹だなんて、、想像しただけで震えるよ。当時の人の生きざまはすごすぎる。
歴史についての本というのは、当然ながら書く人の見方や考えで書かれ方が異なり、同じ事柄でも随分とイメージが変わってくる。私が最近読んだ幕末史は、著者が東北出身だから、というのは多分関係ないのだろうが、会津藩寄りに思える本だった。単純な私は、長州藩や薩摩藩に翻弄され、会津藩主(及び会津藩の人たち)は本当に大変だったのだな、と思ったが、次に読んだ本が薩摩や長州の倒幕などの行いを勇敢な行為として描いているので、どちらが正しかったのか、なんて結局わからないのだなと思った。どちらにも言い分はあるのだ。
それは、新選組、はたまた坂本龍馬 、大久保利通、勝海舟、西郷隆盛などなど、、みな、同じようなことが言えるのではないかしら。ドラマなどで見た土方歳三や近藤勇など、その見た目なども含めかっこよさ、が先に立ち、やったこともすべてかっこいい!と私なんかはすぐに思ってしまうのだが、実際はそれだけではないようで、、😏。当たり前か。でも、行ったことを知ると、やはり、すごいことを成し遂げている。考え考え色んなことを行動に移し、失敗したり成功したりを繰り返している。
ところで、話を久坂玄瑞に戻すが、あの、坂本龍馬が土佐藩をあっさり?やめ、新しい世界に突き進んでゆくきっかけを作ったのが、まさに、久坂玄瑞(の言葉)だったらしい。久坂玄瑞の言葉「日本の命運は、身分が低くとも志ある我々草莽たちの決起にかかっている」何ともしびれる言葉ではないですか。