さいたま市岩槻産ヨーロッパ野菜のピッツァ
3月1日(火)
青年会議所つながりでフリーペーパーたまログの編集長がわが社にやってきた火曜日、新たに広告塔として担当してもらうことになった渋谷女子社員と共にランチミーティングと相成った。
武蔵浦和のイタリアンレストラン“トラットリア・アズーリ”において腕を振るうナポリピッツァ世界大会第6位、渡辺シェフによるパリモチの生地にさいたま市岩槻産ヨーロッパ野菜がたっぷり乗ったピッツァ。アツアツランチと相成った。近年注目を集めるヨーロッパ野菜は、さいたま市岩槻で栽培されている。今年NHK朝のニュースでも大々的に取り上げれ、先日の日経新聞でもヨーロッパ野菜研究会の法人化が決定するなど、いよいよ本格的に軌道に乗り始めている現在のヨーロッパ野菜研究会。
さいたま市はワインやチーズの消費量が日本一。イタリアンやフレンチなどの洋食屋さんが他の地域に比べても多いと言うし、都心に近く交通の便も良いことから、新鮮な野菜が流通しやすい地域柄でもある。今までは空輸で送ることでしか使えなかったヨーロッパ野菜は、当然時間の経過と共に鮮度はみるみる落ちていく。そんななか、市場で決められた価格で大量清算するしかなかったこれまでと同じ野菜ではなく、需要があり挑戦心旺盛な若い農業家の皆さんとレストラン業界が手を結び実現したものである。
このヨーロッパ研究会の発起人で会長を務めるのは親友 北 康信 君((株)ノースコーポレーション)である。
ヨーロッパ野菜研究会結成のきっかけは、2009年「トキタ種苗がイタリア野菜の種を日本向けに発売した」という新聞記事を読んだ北君が「本場イタリアで使われているような野菜を新鮮な状態で使いたい」とトキタ種苗に問い合わせしたことがきっかけとなっている(ここでもJCつながりが発揮された模様)。当時は埼玉県内でイタリア野菜を作ってくれる生産者がなかなかいなかったと聞いているが、2013年に「さいたまヨーロッパ野菜研究会」を結成することとなり力強い一歩を踏み出す。しかし、当初は生産者との価値観が合わずに苦労しようようだ(私も当初都度話を聞いていたものである)。3年経った今では、生産者からも押しも押されるトップリーダー、市場が開拓されたことで生産者の意識も大きく変わったに違いないと思う次第である。
刺激になる同志。明日へと続く。
前菜盛合せ。24か月塾生の極薄生ハムがまたうまい
○○ポークの網焼き