小平市から現場を確認しに来た高橋園
3月3日(木)桃の節句
オーナーさんのお宅で可愛らしいひな人形を見た限りさらりと終わったひなまつり。女家系の我が実家ではしょっちゅうひな人形が出ていたような気がしている。小さいころ、友達の家に遊びに行くと、立派な3段飾りのひな人形が置いてあって羨ましく思ったりもしたもの。実家のひな人形は2段(正確には台にお雛様があっただけなので1段か?)だった。小さなスイッチをプチとすると、明かりがクルクルクルクルまわるボンボリが楽しくて、お雛様の近くでよく遊んだ記憶がある。そういえば、ひし形の赤白緑3段重ねの軽くて甘いお菓子が好きだった。今思えば、何がそんなに美味しかったのか不思議である。
そんな桃の節句のこの時期に、シンボルツリーを考えてみる。お庭が多少狭くとも、カタイ外構だけでは味気ないし、毎日出入りする家だからこそ樹木と共に家族も成長していく緑たちの存在は大きい。夏は熱い日差しを遮り涼しげな木陰をつくり、冬の寒い時期には自ら葉を落とし家の中にお日様の光を存分に入れてくれる、そんな優秀な彼らの役割はことのほか大きいと考えている。
今まで手掛けたシンボルツリー
シマトネリコ
アオダモ
ソヨゴ
オリーブ
ヤマボウシ
ハイノキ
シャラ
モミジ
カツラ
カツラのある家っていいなぁ~とずっと考えていて、数年前にようやく大きな庭のお家を分譲する機会を得たので、きっと夏の木陰と冬の日光と経済的に提供してくれる優れものたちを体感すれば、家族のいい思い出にもなるだろうと思い切って大き目のカツラを植えてみたのだが・・・。毎度通る度に気にして覗いてみると、かなり刈り込みされていてあまり元気がないようである。夏に向けて元気に葉をたくさんつけて欲しいと切に願う。
今回のお家は南道路で日当りは抜群にいい。南面に大きな掃出し窓を持ってきたので、その目隠しとしても庭木を効果的に使っていきたいわけなのだ。明日へと続く。
田島にある株式会社あつか さんから持ってきたJR枕木でポイントアップ
車が無い時は庭と一体になるように轍を強調しないように現場調整図りながら施工
お庭が広く見えるように、そして夢が広がる緑あふれる家に仕上げていきたい