

涼しい風が吹く中を歩きました。久しぶりに
旧道へ出る長いコース、1時間強かかりました。
さて帰り道、あと少しで家という頃にふと携帯が
ポケットに無い事に気がつきました。
念のため、出かけに置いた気がする玄関を確認

ないので落としたと思い、自転車でUターン。
見つからない時の対応が色々頭を駆け巡り、これ
では探せないと、集中して道路に目を凝らします。
ちょうど川縁の草刈りをしていた、シルバーの
お兄さんグループに遭遇。

お一人が電話をかけてみるのが早い、と番号を
教えると

着信音が聞こえません

るも、お仕事中なので恐縮、途中で戻って頂く。
自転車に乗って少しゆっくり走りながら探します。
道すがら、落とした時に音がした筈なのにまるで
気がつかないなんて不思議…。あるいは草むらで
音が聞こえないかも、と草の間にも目をやります。
少し長く歩いた後で自転車もさすがに足に来ます。
陽が射して暑くなり、汗も出るので1度家に帰宅。
とりあえず警察には届けておかなくては、とシャ
ワーを浴びて水分補給しつつ・・・と台所の端が
目に留まり、車のキーと


携帯には、5回もかけて下さったシルバーさんの
番号が残り、発見出来た事を報告しお礼を言い
ました。慌て者と思われたでしょうが、何より
良かった、と喜んで下さいました

それにしても、人の記憶とはいい加減。持って
出たと思っていたのに、家に置いて出たなんて

これも老化のうち…?それとも、そそっかしい
性格の私だけでしょうか? でもあって良かった



