行き当たりばったり!

ぺんぺん草が日々思うことを綴ります

大切なひとが ・ ・

2010-10-11 10:31:04 | ブログ

姫野雅義(63)さんが、亡くなりました ・ ・ ・

姫野さんは、建設省(当時)が進めていた可動堰計画に疑問を感じ
1993年に住民運動を始め5年後には、「吉野川第十堰住民投票の会」
を発足させた。約10万人の署名を集め、2000年1月の住民投票では
反対票が9割を占めた
今年3月、姫野さんと面会した前原国交相(当時)は
「可動堰化は選択肢にない」と明言。「目的を達成した」として
5月には「吉野川みんなの会」を解散し、
第十堰の保存に向けての活動を始められていました。

私はもともとカヌーイスト野田知佑さんのファンで、その流れの中で
姫野さんの存在を知りました。姫野さんの本職は司法書士さんですが
講演では山や川のことを専門的に分かり易く、そしてご自分の思いを
凛とした口調で話され、聞き入ってしまいます。

第十堰の反対運動と共に子供達に川の楽しさ、豊かさ、怖さを知って
もらおうと、2001から川ガキ養成講座「川の学校」を始められ今年で10期目、
スタッフのお兄ちゃん、お姉ちゃん、そして誰より楽しそうに本気で遊ぶ
姫野さんらのおっちゃんの仲間、モジモジしていた子供達がどんどん逞しく
なっていきます。既に300人の川ガキたちが全国に散らばっています。
この川ガキ達が未来の日本の川を救ってくれるものと期待して ・ ・ ・ ?
http://www.yoshinogawa.info/school/index.htm

でも姫野さん、ごめんなさい。
我が家にも、1匹、第4期の川ガキがいますが、あきません!
川に関心をもつことはなく「川の学校」は楽しかった思い出に
なってしまっているようです。

その姫野さんが、海陽町の海部川でアユ釣りに出かけ、帰らぬ人と
なりました。捜索には県内だけでなく東京や秋田からも、姫野さん
の知人ら約50人が駆けつけ、京都の大学生が下流で姫野さんを発見。

吉野川に生息する、おっちゃんらがこれからのどんな爺ちゃんに
なっていかれるのか楽しみにしておりました ・ ・ 
川を愛し、川を知り尽くした姫野さんが、川で亡くなるなんて
本当に悔しく悲しい ・ ・ ・ ・

Imgp4208_2

大人の「川の学校」に参加した時、沈下橋から


「三木☆さんさんまつり」へ

2010-10-04 14:57:09 | ブログ

三木緑が丘の「三木さんさんまつり」に行ってきました。

思ったよりも早く、10時ころよりポツポツ雨が降り始めましたので、
もしかして「中止」になっているかもと、問い合わせましたところ
「やってまっせ~
  そんなもん、雨だへったくれや言うとられへん!」

緑が丘の商店街を通行止めにし、
雨の降るのもナンのそので、各チームとも飛びっ切りの笑顔で
元気いっぱいのよさこい踊りに、じ ~ んときてしまいました。

驚いたのは、こんな大きなお祭なのに、全て地域の人達が                        やっているということ。
中学、高校、大学生~一般のボランティア約200名が、
駐車場、交通整理、道案内、会場整備を行なっておられました。

素晴らしいと思いました。
このお祭が地域の絆づくり、そのものになっている。

より多い来場者が祭りの成功なのか?
やる側の達成感もあるし、それも大事なことです。
でも、こうして地域の人達が力や知恵を出し合ってひとつのことを
成すことは、地域づくりそのものであり、
自然なかたちでの「3世代交流」になっていることに、
このお祭の本当の素晴らしさを感じました。

まつりおとこさん、実行委員長 お疲れさまでした。