現在の日本人の摂取カロリーが
戦後直後以下というのを知りびっくり!!
「粗食信仰」
が日本人の寿命に重大な影響しています。
メタボ対策、ダイエット至上主義に陥り
この状態が続けば医療費、要介護の人が増え
寿命も短くなっていきます。
日本人のエネルギー摂取量は
1946年の1903キロカロリーより低い。
厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、
2013年の
日本人のエネルギー摂取量は1873㌔カロリー
戦後直後より低い状態のままです。
「国際比較でいうと開発途上国並み。
東アジアで見ると、
日本よりカロリー摂取量が低い国は
北朝鮮しかありません」
え~っ((+_+))
栄養摂取量は、なぜここまで落ちたか。
若い女性の痩せ率は21.5%になっています。
、
2008年のメタボ健診の義務づけ以降、
メタボ予防、メタボ対策のやりすぎで
野菜さえ食べていたら健康で長生きできる。
なんて大間違い!!
糖尿病や高血圧、高コレステロールなど
個々の数値や病気にとらわれすぎています。
栄養学として
総合的な健康を目指さなければならない。
動物性タンパク質や脂質が不足し低栄養と
なり老化を早めている状況が中高年年層
にも広がっています。
老化とは身体の中からタンパク質が抜けて、
乾いて、縮んで、ゆがむ変化のことを言う。
老化を遅らせるためには、筋肉や骨の材料
となるタンパク質を身体に取り込み、たえず
補給していくこと。
低栄養化、タンパク質不足こそが問題です。
最近注目されている血清アルブミンは
3.8グラム未満だと「低栄養」
アルブミンは「命の残量」ともいわれ病気や
寝たきり、死亡リスクが、それ以上の人と比べ
1.5~2倍ほどに高まるという。
高齢者ダイエットは要注意!寝たきり続出!
事例として
ダイエットをして体重を85kgから76kgまで落とす
ことに成功した70歳の男性が、1年半後、
筋力が落ち、骨粗鬆になった。
高齢者は消化吸収能力が落ちているため
男子高校生より体重1kgにつき必要なタンパク質を
多く取る必要があります。そうでないと体が維持
できないのです。
そんな高齢者がダイエットをすれば、内蔵組織の
原料となるタンパク質が不足し体はどんどん老化
していくのです。
「ぴんぴんころり」は、
まず食べることが大切ということです。