いつものように とりとめのない話……
まず一つ目の(どうでもいい)話…
これ……
何だと思います?
前から見ると…
近くから見ると
はい……正解は「たぬき」
てことは、一番最初の写真は、たぬきのおしり…
いやん…恥ずかしい
ここは札幌で有名な「狸小路」でございます。
歌がこれまたいいんです。
月がポンと出りゃ 星がポコ……
たぬき小路はポンポコシャンゼリゼ~
……
最近、あまり耳にしませんが……
ここは観光客も多いですが、老舗も多い。
なんったって、狸小路は『ポンポコシャンゼリゼ』ですから。
で、いつもはこの反対側を通り抜けて事務所へ行くのですが、
今日はこの狸の下を通り抜け、映画を観てまいりました。
例のドキュメンタリーです。
「ヒロシマナガサキ」
WHITE LIGHT/BLACK RAIN
ここから2つ目、ちょっと真面目な話…(←真面目ポーズ?)
この「ヒロシマナガサキ」は、
EDGEさんがコメントされてたものだと思うのですが…。
今日観るのにふさわしい日かも…と思って、早速行ってきました。
ネットで予告を見てはいたのですが…
語る人も内容も、誰が悪いとか良いとかの問題じゃなく、
ただひたすら淡々としているので、こみ上げてくるものは大きかったです。
「後悔」と「悲しみ」がスクリーンから溢れてくるカンジでした。
なぜ後悔なのか…
家族に対する後悔、自分より年下のものに対する憐れみ。
彼らは当時まだ10代から20代前半。
もちろん、彼らが加害者のはずはないのに後悔している。
62年経った今でも同じ思いを抱え続けている。
しかも体に、たくさんの後遺症を抱えて。
被爆した体の傷が痛いだけじゃなく
「差別にも耐えなければならなかった」…
…というのは、本当に過酷な人生だったと思う。
心の痛みと体の痛みに耐え
そんな壮絶な人生を送ってこられた方が大勢いらっしゃる。
ボキャ貧のMには言葉が出てこないです…
アメリカと日本が戦争して、日本が敗戦したことや
原爆が落とされたことを、日本人が知らないという事実。
それこそが罪なんだと思う…。
『知らない』では、また同じことが起こり得る。
それほど愚かな事はない。
機会があれば、ここをご覧の皆さまも是非この映画をご覧下さい…
監督はスティーヴン・オカザキという方で、
1952年ロス生まれの日系3世だそうです。
今までも色んなドキュメンタリーを作っていて、
たくさんの賞を受賞しているみたいです。
Mは、今回初めて知りました。
で、彼の作品は全部興味深い…いつか全部見たいと思いました。
というか、この映画、久間さんにはじっくりみていただきたいです。
で……
帰ってから早速、聴いた曲が浜田省吾さんの…
「RISING SUN」でした。
焼跡の灰の中から 強く高く飛び立った
落ちてゆく 夕日めがけ 西の空を見上げて
飢えを枕に 敗北を発条(バネ)に
風向きを 道しるべに 駆け抜けてきた
過ぎ去った昔のことと
子供達に 何ひとつ伝えずに
この国 何を 学んできたのだろう
………
1945年 焼跡から遠く飛び立った 今
FATHER’S SONのアルバムから
作詞・作曲 浜田省吾さん
…うん…確かに……。
で、この「ヒロシマナガサキ」は広島に原子力爆弾が投下された、
8月6日に全米に向けてテレビ放映される予定…と、
リーフレットに書いてありました。
反響はどうだったのかな…。