世の中「○○の日」っての多いですよね。
多いからMのカテゴリにも作ってるけどぉ…
11月11日ってのは厚労省が「介護の日」って決めたらしい。
…てか…
365日介護をしてる人にとっては、「介護の日」っての…
煩わしいだけじゃない??
やってる本人にしてみると、
当たり前と思わなきゃ出来ないことだったりするのに、
特別な日みたいに儲けられちゃうと…さ……
もちろん介護するってことは、素人さんにしてみたら
当たり前のこと…だなんて思えないけど、
自分がやらなきゃ誰がやる? って考えたら選択肢はないわけで。
ま、いろんな意味合いはあるんだろうけど、どうにも……
最近、介護というと思い出すシーンがあるのです。
むか~~し
まだ白黒テレビだったころ、シャボン玉ホリデーっていう番組があって
ザ・ピーナツとクレイジーキャッツが出ていて
ボロ~い畳の部屋に老人が薄い布団に寝てたシーン。
たしかあれはハナ肇さん?? かな?
娘に扮したピーナツが、お粥か何かを持って行くと、
その老人が「いつもすまないねぇ…」って、
半身起こして手を震わせて言うんだけど、
娘は「おとっつあん、それは言わない約束でしょ」って言うの。
それは言わない約束。
今考えると、深いなぁ……って思うであります。
老人介護の虐待をするのは、ほとんどが男だったりするとか…
なるほどMはわかる気がするな。
男の人が積極的に子育てに関わってたりするとちょっとは違う気がする。
人の世話をするってこと、少しくらいは分かってるんじゃないか…って。
でも、子どものいない人や、結婚してない息子が
親の介護なんかするケースは悲惨じゃないのかな…
ま、Mの浅~い考えですけどね。
で…
子どもはいくらわがままを言っても、大きくなると手がかからなくなるけど、
老人介護というのは、手がかからなくなったらオワリ…みたいな…
…というか、いつまでも続く介護の日々に、
自分がいつ自由になれるんだろう…なんて考えちゃう時。
希望がないって感じるのは、Mが介護に関わってないからなんでしょうね。
未熟者ですみませんです…
それにしても…
Mは介護をされてまで長生きしたくない。
自分のことが自分でできなくなってまで生きていたくない…
いつもすまないねぇ…って思いながら生きたくない。
やだなぁ……絶対。